奇跡？の対応

俺の会社は20日が〆日で、翌週には部長会がある。
その為、月次の資料を作る必要があるのだが…

23日、月曜日に部長からメール。

「各自、月次資料を『26日午前中』までに提出するように」

しかし、俺はスケジュール的にどう考えても無理。
何せ24日は取締役アテンド、25日もアポイントがあったので作れるのは午前のみ。
ある程度は作ってあるものの、26日を丸１日使わないと提出は無理だ。

仕方がないので、部長に電話。

「申し訳ありません。資料なんですが、何とか26日中には仕上げますので…」

すると、意外すぎる反応。

「おお、モトリー！お前だけだよ！提出期限延長願い出してきたのは！」

…へ？まだ期限来てないけど…

「…ったくよ。『25日の17時までに前倒しで提出しろ』って、『昨日、名古屋に』言っといたのによ！
　名古屋も大阪も延長願い出してきやがらねえんだよ！！」

…はァ！？
名古屋に電話で伝えたって力説されても…
私、新大阪にいるんですけど？
その前に、大阪その話、聞いてませんけど。初耳もいいところなんですけど？

たぶん、今月の部長会はボーナスの会議があるはずだから、
そこで「ああ…マイナスの棒がぁ…」なんて悲劇にならんように、いち早く資料出したいんだろうけど…

しかし、こんなに機嫌の悪い状態の部長に「聞いてねえよ！」などと言える訳もなく…
心の中で思いっきり、「営業全員に回覧メールでも送れよバカ！！」と怒鳴りつけている自分がいた。

「モトリーはいい。事前に延長願いを出しといて、それより早くできるのには問題ないしな…
　お前は機転が利くから助かるよ。」

いや、部長。俺知らなかったし。間に合いそうにないから偶然電話しただけだし…
褒められても、こんなにバツの悪い事はない。
ってか、この指示を察して事前に電話したって言うなら、俺、超能力者やろ。

…この件、大阪の上司にどう言やいいってのか。
俺だけ知ってるなんてまずいから、言うけどさ…
あと、絶対にこの資料、26日に出さんとヤバイな…