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2016年05月22日12:09

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糖質制限の前に考えないといけないこと

■糖質制限ダイエット実践者による飲食店での“ライス残し” 。従業員から怒りと困惑の声…
(日刊SPA! - 05月22日 09:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=4004441

 ご飯を残すくらいだったら、「ご飯」を頼まない方がいい。以前とんかつ屋でとんかつを頼んで衣を残す客がいて・・・という話があったが、何のために自分の貴重なお金を払って食べに行くのか?本末転倒のような気がする(とんかつとかてんぷらは油で揚げた衣+食材の2つの味わいを楽しむためのものだと思う)そんなに気にするなら「ご飯」を頼まない、もしくは「ご飯抜きで」と店員にお願いすればいいだけの話だと思う。

 最近の調査で、実は日本人の摂取エネルギ-はあの食糧難の戦前よりも少ないという話すらある(特にやせ願望が強い女性にその傾向がある)。それでも肥満とか生活習慣病が蔓延しているというのは、交通機関の発達で消費カロリ−が減る傾向にあることも一因だと思うが、カロリ−を米ではなく別のもの(油脂類、砂糖類の入った主食(パンなどのカタカナ主食)で取り始めたことも原因となっているという。

実は日本人はご飯(チャ−ハンなど油でいためているのではなくあくまでも白いご飯)を食べなくなったから肥満とか糖尿病が増加しているという人もいる。戦後の誤った栄養学(この辺りも第二次世界大戦で日本が負けたことによる西洋優秀、日本劣等のコンプレックスから生まれたもの?)によって6つの基礎栄養素という話が出てご飯を食べないでおかずをという形になってしまい、さらにそこから糖質制限がいいという話になって・・・という流れだろう。 しかし日本人は長年の米飯中心の生活に適応する身体になっている。そして欧米のように油脂分の消化に対応できる身体にはなっていない(だから日本人は脂肪過多の食生活をした場合ある程度太っただけですぐに糖尿病になる)。制限すべき糖質は砂糖や飲料水に含まれている異性化糖などで、あとは油脂分、とくにパン、パスタ、ピザを始めとするカタカナ主食(どうしても油脂が多くなる、おかずオイルを使ったグリ−シ−なものになる)。本当はご飯をしっかりと食べて、それに合うおかずを少なめに食べる、そのうえで脂肪分と砂糖の食べ過ぎに気を付ける方が実は生活習慣病防止には効果的(ダイエットをするしないの問題ではなく)という。

 人間はカロリ−を取らないと生活できない。ご飯は脂肪分がほとんどないでんぷん中心の一番身体にとっては負担の少ない綺麗なエネルギ-元。日本の風土と長年の伝統が生み出したものであり、むしろ世界が注目している。つまり日本は世界の流れからは逆行しているという見方もできる。なぜ日本ではこういったコメを中心とした食生活が栄えたのか?それは長年の日本の気象条件を地理条件などの風土から生まれた先祖からの大切な功績であり、それを土台にして我々は生きている。そのことを大事にしてほしいものである。

 話はかなりそれてしまったが、
外食はあくまでもその場所の雰囲気、そしてたまにしか食べることができないものを食べるお楽しみとすべきである。ただし生活上毎日使う必要がある場合には、それなりの工夫をする必要がある。
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