或る霊能者の話

【除霊】効果テキメン!? ネットで話題の「意外な除霊法」4選
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=132&from=diary&id=4003385

友人が結構、霊能力強い。
それを仕事にしているわけではないので、普通の人だけど。

「あ・・・、これは本物だ・・・」
と思ったのは、ある事件絡みの話。
彼女は、その事件の全容は知らないが、出現した霊がそのもの。

除霊は、滝行や水行（冷水シャワー）で行うらしい。
福岡には、滝行が行える場所が数箇所。

滝行サークルじゃないけど、白い装束を着て数人がウロウロするのはなんとも。

そういった集団は、見える人ばかりだから「あそこにおるね」「おるおる」と言い合うとか。

でも、見えない人の前でいきなり九字を斬るのはやめたほうがいいと思う。

『2月7日（金曜日）

先日、某心霊特集の番組をダンナと見ていた。（最近ＴＶネタ多いな）
プロフィールにも書いたが、私は霊感が強い。
おかげで、今まで何度も恐ろしい目にあっている。

番組内では霊能者のおばさんが、女の子に取り付いた悪霊をお払いしている・・・。
「私も、これやってもらったことあるんだよね。本当に不思議な感じなんだ。」
と、ダンナに感想を述べると、ダンナは・・。

「いいなぁ・・。俺も　スタープラチナとか見てぇなぁ・・。
（少年ジャンプ連載の漫画）羨ましいなぁ・・。そんな能力ほしいなぁ・・。」
などどこきやがった。（どういう思考回路になってるんだ？？）

あのさ・・・。私が今まで見た霊は1人も　
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラ！！」　
などど言った事はない。みんな寂しそうな顔をしてたり、何か訴えたかったり、それなりに
ワケあって、その辺ぶらぶらしてるんだしさ。（死んだことに気付いてない、のー天気な人もたまにいるけど。）　

どーして現実と漫画を混同して考えるかな？？アンタって人は・・（呆）
それと、ふと気になることを発見した・・・。なぜか霊能者と呼ばれる人はおばさんや
おじさんがやたら多いということだ・・・。たまに若い霊能者も登場するが、皆
「アンタ、本当に霊が見えるのか？」　と聞きたくなるほど
奇抜な衣装（ほとんどコスプレ）を着ている。

みんな霊に悩まされて困って霊能者に相談に行くんだろうけど、だからって、あんな
奇抜なコスプレ霊能者（アニメフェアとかにもいそうだ）
に、心霊相談をしても解決してもらえるとは到底思えない。（ちゃんとしてる人も中にはいるんだろうけど）
むしろ、ある種の「パフォーマンス」だと思って、
鑑賞する分には楽しくていいかもしれない。

個人的な意見を言わせてもらえば、私が出会ったおばさん霊能者はすごい人だった。
まず、その人の家で、お祓いをしてもらう事になったが、その家に入りたくない。

心と体がうらはら〜〜って感じだった。とりあえず、引きずられるようにして、
その人の家に入ってお祓いしてもらった。しかし私の霊感の強さから言って充分ではないので、
「自分で霊を祓う力をつけなさい。」　と言われ
翌週、とある霊山に連れて行かれた。真冬でとっても寒いし、私は心臓病の既往歴が
あるので、登山などはＤｒストップだった。なのに、その人は　「お神さんが大丈夫って
言ってるから＾＾」　と言いながら私を山の上にある滝に連れて行った。（いや〜〜な予感・・。）

「はい、あの滝に入ってきて＾＾」　（まじでか？？）
凍るように冷たい滝の水を浴びながら、
「まじで、死んじゃうかも・・・。」　などと考えていたら、回りにぽーッと丸い光るものが集まってきて
一緒に来ていた霊能者仲間も祈祷しはじめる。気がつくと私はすっきりした気分になった。

おかげで私は、それ以来何となく霊に抵抗力がついて、あんまり気にしないで良くなった。
最近に至っては霊を見かけてついてきても、
「ハイハイ、アンタにはなんも出来ないよ。
あっち行ってシッシッ！」
などというほどになってしまった。（ある意味図太くなったというか・・・。）

おばさん化したというか・・。なんなとなく、霊能者におばさんやおじさんが多いのが
ちょっとだけ分かる気がする・・。ある程度の図太さがないと霊と対決なんて出来るわけない。

もし、あなたが霊の事で悩んだら、なるべく普通の格好をした霊能者に頼もう・・。
さらにいうと、威圧感のあるおばちゃんや強面のおっさんだと、なおよろしい（笑）
霊だって、元は人間・・。怖い人には逆らえないしな・・。おばちゃん、おっさんパワーはすげーぞ。
（気の弱い霊だと顔見ただけで退散してくれるかも・・。爆）』


『８月８日(月曜日)　

今日はここんとこの疲れを癒すかの様に家でだらだらすごしてしまった・・・。
ビデオをみていたら知らぬ間にうたた寝をしてしまい、そのまま金縛りに突入・・・。
知らぬ腕に私の腕をがしっ！と掴まれ、心底キモが冷えた。(怖っ)
が・・・・。眠かったので、ついつい・・・。

「放さんかいっ！」と逆ギレ・・・。
その途端、スゥっと自由になったのであった。
ごめんね・・。今度、ちゃんと話聞いてあげるから・・。(謝)』


『１１月２９日（火曜日）　

最近、イライラしたり、気持ちが沈みがちな私・・・・。
またもや、ＨＰをほったらかしておりました。本当にすいません。（ペコリ）
と、いうわけでちょっとでもリラクゼーションしようとアロマをやることにした。

「ロウソクの灯りは人の心を穏やかにします。」
フムフム・・・。そうなのか・・・。んじゃロウソクをつけなきゃ。
私は部屋中の電気を消し、私の聖地である台所にロウソクを置いた。

私の家ではダンナの嫌煙のおかげで台所以外ではタバコが吸えない。
だから、私は必然的にいつも台所にいるのである。

次はアロマを用意しなきゃ・・・。しかし、急に思い立ったのでアロマオイルは我が家には無い。
しょうがない、お香で代用しよう。これでいいや・・・。

そして私はロウソクに灯りを灯し、お香に火をつけた。
台所に置いてあるイスに座っていると、包ちゃんが膝に乗ってきた。猫の毛の感触も精神を安定させる作用があるそうだ。

お香の香が漂い、ロウソクの揺れる灯りをぼーっと見ているとなんとなく落ち着くような気がする。
落ち着くというか・・・・。この状況・・・。何か似てるなぁ・・・・。まぁいいや・・。
気持ちが落ち着くなぁ・・。(*´∇｀*)

・・・。
・・・。

突然、部屋の電気を真っ暗にされたダンナは
「一体、どうしたんだ？！」と慌てて台所にやってきた。
「お前、何やってんだ！？誰か死んだのか？（゜д゜；）」
「へ？リラクゼーションだよ？いいって書いてあったから(*´∇｀*)」
「だって、お前それって・・・仏壇のロウソクと仏壇の線香立てじゃないか！（ドン引き）」

「急に思い立ったからコレしかなかったんだよ！しょうがないやんっ！」
「悪いけど、それリラクゼーションっていうより、お通夜だぞ？ヽ(￣д￣；)ノ」
「私もちょっとおかしいとは思ってはいたんだけどね・・・・。ﾊﾊﾊﾊ(脱力)」

何かに似ていると思ってはいたが
お通夜だったとは気付きませなんだ・・・。
そらー、心も穏やかに・・
いや、沈むはずだわ・・・。

「バカな事やってないで、さっさと寝ろ！」と言って、ダンナは部屋中の電気をつけて自室に戻っていった。
くそう・・・。いいもん。今度買い物にいった時に絶対アロマキャンドルとオイルを買ってやるっ！
今度こそ、本物のアロマに挑戦だぁ〜〜！！ﾌﾝ(￣‥￣)=3』』