先週U-NEXTで観たばかりの「ソロモンの偽証」をTVでやっている。
宮部みゆき作品って好きだけど、この人の作品って結末に救いがないというか
一応ケリはつくんだけど「それで?」的な終わり方が多い気がする。
ソロモン・・・に限ってはどこが「ソロモンの偽証」なのかさえさっぱり解らなかった。
確かに女子生徒が偽証はしているけど「ソロモンの偽証」などと大げさに言うほど
なのかと言われると???である。
しかも前編と後編に分かれているので長いながい・・・。
ちょっと見疲れする。
しかも生徒による学校内裁判の進行も「えっ?これでいいのか?」って感じで進むので
なんともイヤハヤな状況で。
結果的に・・・自殺した男の子の自殺理由はハッキリとは判明せず「・・・で?」なまま
うやむやに物語は終わってしまう。
何のための裁判だったのか?
確かに告発状で殺人を密告された子がシロであることは立証されたけど、本来ならば
自殺した男の子の自殺理由を明かしてこその結末となると思うのだが・・・?
伝説になるほどの裁判でもないと感じてしまうのはそこだと思う。
なんか観終わって釈然としない映画だった。
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