だからね・・・・・・軍人と軍属は別物なのですよ

沖縄の20歳女性の失踪事件は死体遺棄事件となってしまったのですが、容疑者男性の逮捕で事件の真相に近づく＆彼の罪が問われるのを期待したいとともにTwitterやmixi上で軍人と軍属をイコールに考えている方が多いのには軍属という単語に耳慣れない故かなと思いますね。

軍属は軍人以外の群に属する人間を意味し、在日米軍の場合は下記の三種類の人間に分類されるそうです（大前提でアメリカ国籍を所持）。

・教育や行政分野の米国国家公務員（general schedule）
・軍に雇用されている米国の文民（civilian employee）
・軍と契約している民間会社に雇用されている米国の文民（contractor）

逮捕された元米軍人のアメリカ人男性は除隊（または何らかの理由で退役）後に民間人として軍に雇用されたか、結婚を機に沖縄に移住し、米本国or地元の米軍と契約している民間会社の社員として働いている人間だったと思うのですが、得られた情報が少ない＆憶測の域を出ない状態です。

■逮捕前、睡眠薬飲み搬送＝「子供いたのに」住民驚き―逮捕の米軍属・沖縄
(時事通信社 - 05月20日 01:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4001025

女性の未来と生命を奪った罪は許してはいけない事ですが、個人の罪を必要以上に拡大解釈して国家レベルの憎悪にするのは可能な限り避けるようにした方が良いと思います。

沖縄という複雑な歴史を歩んだ土地故に簡単に行かないのは自分も承知しています。それだからこそ憎悪の拡大による国家間の関係悪化への道を歩んで欲しくないのです。