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2016年05月19日00:14

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『横浜ダンジョン3 世界を変える最初の五人』

瀬尾つかさ 先生が贈るダンジョン・ファンタジー。第3巻は異界神アグナガラグの調査を
進めていく上で発生する魔物の大暴走がエルダー・イービルとの戦いを予感させます。
(イラスト:やむ茶 先生)

http://sneakerbunko.jp/bookdetails/?pcd=321601000556


“響”のちょっとした気遣いの欠如が招いた魔人誕生の瞬間。やむ茶 先生のイラストが
またイイ感じで。女性陣へ、だけでなく自分自身にもその配慮がないことに“冬音”が
泣いて叱責する場面なども印象に残ります。だからこそ彼らしい、とも言えるのですけど。

“シンシア”たちを矢面に立たせて暗躍する“響”の成果もあって“春菜”たちも成長を
遂げ、特殊な状況下とは言えようやく出会えた“ナイルナーシャ”の助力も得て人類最大
の敵と果敢に戦っていく姿は勇ましいものがありました。ここまで来たかという気がして。

もちろん、物語の面白さとして欠かせない、ヒロインたちが形成する奇跡的なハーレム像
もニヨニヨできるものがあって実に微笑ましい。ちょっと物足りない感じでの幕引きと
なりましたがひとまずは無事の完結、お疲れさまでした。次回作に期待したいと思います。


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