「2連休の場合、1日目の夕食を作れ」
母からこの宣告を受けたのが去年の今頃でした。
自慢にならない大前提として、私は料理ができません。近所の本屋で初心者に良さそうな料理の本を見つけて買いました。
何回か料理を作りましたが、6月下旬、介護福祉士の試験勉強を始めるにあたり、試験が終わるまでの執行猶予がつきました。
試験が終わり、何度か2連休がありましたが、母はこの件を忘れたようです。まあ期待されていないなら別に構いません。
で、先日母は外出先で補聴器を紛失する、という珍しいことをやってのけ、数日間探して昨日の午前中に諦めました。
で、昼食を食べながら、突如言い出しました。
「今日明日休みだな。今日は、なおとが夕食を作るんだよな?」
「それは補聴器を失くした八つ当たり・・・」
「作るんだよな!」
致し方ありません。冷蔵庫の中身を確認し、午後の予定をほんの少し考え直します。
近所のスーパーに行き、もやし、ニラ、水菜、白菜を買ってきます。
で、プールに泳ぎに行き、早めに切り上げ、眼科に行き、無くなった目薬を処方していただきます。
帰りに100均に寄り、しばらく迷い、鶏肉を買います。予備です。
風呂を沸かし、私が入り、母が入り、・・・1年ぶりくらいの料理を始めます!
鍋に水を入れ・・・酒もか・・・豚肉・・・切るんだっけ・・・ニラは切らねばな・・・塩加減が、だな・・・。
で、どれを使えば・・・無理・・・この鍋をもう一度だ・・・水・・・白菜・・・白い方・・・母が突然怒鳴ります!
「シャワーから湯が出ない!」
湯沸かし器を調整・・・水菜・・・白菜の青い方・・・
間違えたぢゃないか!
湯沸かし器のボタンを押し間違えたのは私なので文句は言えません。
足りない!パジャマから着替えてスーパーに行きます。
「味ポン」を買って帰ると母は入浴を終えていました。
撮影は思いつかず、画像は今になって検索しました。無論こんなにきれいにはできませんでした。
1年ぶり3回目か4回目くらいの「豚にらもやし」と1年ぶり2回目の「はりはり風餃子鍋」(簡易バージョン)です。
あまり美味しくはありませんでしたが、まあ罵られはしませんでした。
次の休みも連休か。6月20日までのシフトでさらにもう2回の連休か。
この年齢から料理を覚えるのは難しいです。以上。
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