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2016年05月16日07:25

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ファストボールは「究極の変化球」

■日本ハム大谷、131球目失投に悔い 160キロ超7度
(朝日新聞デジタル - 05月15日 20:09)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3993475

野球の公式球は真球ではなく、縫い目による凹凸が存在する。
これが「速球」が可能である第一の要因で、真球なら空気抵抗で減速しコントロールも困難になるだろう。
自由落下に最も近い軌道は「フォークボール」であり、速球は「スピンを利用して自由落下より落ちるのを遅らせる」という技術ということになる。
さまざまな投手の「速球」を解析した実験では、球速とスピン数には強い相関があり「重い珠」「軽い珠」という印象に対応するような差はあまり見られなかったそうである。
むろん、ざっくりした解析だからそうなのであって、繊細に見ればやはり実感には根拠があったということなのかもしれない。
ひとつ言えるのは、大谷投手はいまの日本では屈指の選手でありチームの中心なので、他チームは徹底的に調べているということだ。
球種に関連したくせもそうだし、軌道についてのイメージも十分研究されている。
140キロ台の「普通の速球」とは違うということを、主力打者は体に叩き込んでいるはずだ。
だから、これほどの投手を「打つ」対戦相手を賞賛するのがまず先だろう。
防御率などを見ると、5勝をあげている選手と遜色ないし、悪くても勝ち負け同数くらいがふさわしい。
勝敗に関しては「日ハムはもっと打ちなさい」ということだろう。DHの選手より打力は上なので、この際登板時にも打席に入れるほうが勝つチャンスは増えるのではないかな?
最速の直球を「ムダ」と評している人は、そもそもボールゲームなどは壮大なムダだということを忘れてはいないだろうか?
他の誰にも出来ない「究極の変化球」という強みは、今後生かされていくだろうと私は楽しみにしている。
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