最近、会社でコウモリを捕まえた。
ある晩、事務所の窓からコウモリが侵入して壁に張り付いていたのを発見した。
翌朝、再び眺めるとまだいた。
害獣だろうから、一応、追い出すことにした。
それにしても、しょうがない同僚達だ。
放っておけば糞が降ってくることは間違いないのに無視…
面倒として無視したと言うよりも怖がっていた節が有る。
数日後、トイレが詰まったまま放置されたいた。
犯人とは言わないが、最期の一撃を加えたものは詰まったことに気付いただろうに…
また別の日に、誰かが備品を片付けずに散らかしたまま放置してあるのが発覚した。
犯人の目星は付いているが…
なんでこうなってしまうんだろうか?
間違いや失敗、やり忘れは仕方ないと思うが、それに気付いた後に確信犯で放置するのは悪質だと思う。
忙しいのもわからなくはないが…
でもなぁ…
最近、上司に怒られた。
他人の批判をするな!非は我に有りと考えろと言われた。
その直後に、「良いか、今後は自分の失敗は棚に上げて考えて…。」
「後輩や部下と言うのは、先輩や上司の背中を見て学ぶモノだ。」
…
この上司の説教は、何を言いたいのかの察しは付いたが、色々と間違っている。
しかし、間違っているが故に妙に納得してしまった。
「棚に上げる」という慣用句の使い方が違う。
部下がその背中を見る。
間違える。
なるほど!
凄く硬い説教だったが、怒られながらこんな事を考えてしまった。
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