30代、独身、子なしが負け犬女性という「負け犬の遠吠え」がベストセラーになってから、もう12年です。既婚と未婚の差異よりも子供がいるかどうかのほうが人生において大きくないか。
看取りということや祭祀承継の観点からこどものいる人生とそうでない人生を対比しています。法学部で相続法をある程度勉強していればあたりまえの視点なのかもしれませんが、そういうひとは人口の1パーセントはいないことでしょう。
連載当時から評者は読んでいましたが、ページ数をとって報告してある沖縄の墓地や位牌の事情はけっこう衝撃的でした。未婚女性は実家の墓にははいれない、ということになっています。沖縄でも地域によって差異があるようですが。さて、その理由はどういうものでしょうか。
ここで評しているのはキンドル版ですが、紙版もあります。岡山市では平積みにはなっていませんでした。
キャッチコピーが以下のとおりです。
酒井順子、はたと気づく。
独身で子供がいない私は、誰に看取られる?
『負け犬の遠吠え』から12年、未婚未産の酒井順子の今とこれから。
30代は既婚女性と未婚女性の間に大きな壁がありました。
結婚していなければ単なる「負け犬」と思っていた酒井順子は、40代になり悟ります。
人生を左右するのは「結婚しているか、いないか」ではない、「子供がいるか、いないか」なんだと。
期せずして子の無い人生を歩む著者が、ママ社会、世間の目、自身の老後から沖縄の墓事情まで、子がいないことで生じるあれこれを真正面から斬る!
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