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2016年05月09日17:25

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右翼と保守の違い

●毎月、難波千日前の味園ビル2FのTorary Nandで行っている私の定例研究会には、元中核派幹部やブント、全共闘から、様々な右翼組織など左右が集うが、そもそもTorary Nandの責任者が、民族の意志同盟の関西支部長でもある。だから、右翼が共産主義や無政府主義の、左翼が天皇や民族の、思想、運動、人間に接し、交流し、討議する場になることもしばしばだが、時折、参加する京都の新風の某氏が、保守は天皇を蔑ろにする傾向があると批判し、そのような保守と比べると、反天皇的な左翼だが、その中には天皇の存在価値を知る左翼があり、立場は反対だが、保守よりも天皇の存在価値を知る左翼との方が話は合うと言っていた。
●去年、ここでも書いたが福岡の九州ファシスト我々団の本営に行った折、その交流会で、九州尊皇派として活動する藤村修君から、時局対策協議会(時対協)に関係する攘夷戦闘紙『皇道日報』に、私の言葉が引用されていると教えてもらった。『皇道日報』は、数年前、東京での右翼の内部検討会にオブザーバーとして参加を求められた時の会合で会った防共新聞社の福田邦宏氏が関係する媒体だが、時対協の若き理事の『Will』に対する行動を見る時、上記の新風京都の人士の言葉を思い出した。
●昨今、右翼と保守は、しばしば混同され、区別がつかなくなっているが、拙論「日本は天孫降臨以来の革命国家である」(拙著『思想としてのファシズム──「大東亜戦争」と1968』彩流社刊、所収)でも述べたように、右翼には保守とは異なる存在の意味があり、これを見失った右翼は、保守に呑み込まれ、体よく利用されるだけになるだろう。時対協の若い理事の行為は、保守とは異なる右翼の存在する意味を示したと思う。
●保守の人間が言った「廃太子」云々発言に関連していえば、私は、それとは逆に、現皇太子の次の天皇は、秋篠宮家の悠仁親王ではなく、現皇室典範を変更する必要があるかもしれないが、愛子内親王が、男系の女性として過去にもあった天皇になるべきだと思う。悠仁親王は、愛子内親王の後に天皇になるべきだろう。
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