静岡と言えば、今も昔も安倍川餅ですね。
かつては安倍川の五文取餅という名前であったようです。そのお店の
店先の様子が描かれています。今の「安倍川もち」という名前になる前の
呼び名ですね、
売りだしたのは「亀屋」という茶屋が至って小さいきな粉餅が十個で五文。
府中名物の竹細工の銘々皿に盛ってだされる。一皿が五文。しかし餅が
小さいので初めての客は一皿が一問と間違えて口当たりの良さにたくさん
食べて、思いがけない散財をする羽目になる。
店先の様子も、2枚描かれており、その様子を垣間見ることができる。店の前
には駕籠が付けられ店先には武家らしい客が休んでいる。画面左上には亀を
デザインしたのれん、茶釜もすえられている。畳式の廊下の奥には鶴を描いた
ふすまが見え、格式を感じさせる。
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