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2016年05月08日01:25

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長崎電鉄

長崎電気軌道の正覚寺下電停が川の上にあるという話題がmixiニュースになっていました。
見出しが長崎電鉄で、これは社名からすると校正ミスに思えますが、実際現地では長崎電鉄や電鉄と呼ばれているそうです。それ前提に路線網を見ると、そういえば特に北部の赤迫方面の路線展開は郊外電車に近い部分があるかもしれませんね。

■長崎電鉄、停留所の真下はなんと川...驚く旅行者に地元民「ヨソの人から見たら珍しいのか」
(Jタウンネット - 04月12日 11:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=241&from=diary&id=3942750

なお、この電停の開業は1968年、昭和43年に、一つ前の思案橋電停から延伸されました。個人的にはこの開業年こそ川の上に掛かる立地より更に異例だと思いますね。
何しろ1968年と言えば、路面電車関連の時系列で見ると1967年に金沢市電が全廃され銀座八丁から都電銀座線が撤去された1年後、大阪市電が1969年に全廃される1年前です。
当時既に道交法は軌道敷内の自動車乗り入れが認められて久しく、路面電車のモータリゼーションを前にしての凋落が決定的な時期でした。各都市とも車両新製などの投資を控えていた時期です。
そのまさに同時期に、一駅間とはいえ延伸とは。後の全面広告解禁や電車博物館、全国に先駆けての軽快電車の導入へと続く長崎電気軌道の攻勢の予兆を見る思いがしますね。

ところで、長崎の電車博物館は車両更新の進展により広島以上に規模が縮小されていますが、その保存車両の中で旧熊本市電の601が熊本地震の支援でレギュラー運行されているそうです。
車内には募金箱を設置しているとのこと。乗りに行きたいですね…すぐには無理ですが…あせあせ(飛び散る汗)

http://www.naga-den.com/smarts/index/423/

また公会堂前の脱線の件は、3系統の蛍茶屋行きのみ運転再開となり、赤迫行きは引き続き2系統で迂回代替が継続する変則運転となっているようです。

http://www.naga-den.com/smarts/index/412/#page412

朝夕ラッシュには公会堂前発赤迫行きの臨時便も運行されているらしく、脱線箇所を通過させない条件の暫定復活という訳で苦しい状況がうかがえます。自責の事故ではあるのでしょうが、こちらも少しでも早く完全復旧してほしいですね。
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