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2016年05月07日23:29

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【牙狼 魔戒烈伝 第5話 解説編】

【解説】ユナとカイン、魔戒騎士相続問題。

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           魔戒騎士
                      カイン
自称天才魔戒法師。元々はユナの父親・クロウドと共に戦っていた。クロウドの死後、ユナと共に行動している。


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          魔戒法師
                       ユ ナ
魔戒騎士クロウドの娘。彼女を語る上で欠かせないのは、魔戒法師でありながら、そして、魔戒騎士になる事の出来ない女性でありながら、魔戒剣を使いこなせる剣士であると言う事。
何故、女性が魔戒騎士になれないのか?継承権がないのかに付きましては、梨園のようなしきたりがあると思って下さい。
魔戒騎士の必須アイテムと言えば、魔戒剣。どちらも、ソウルメタルと呼ばれる精神感応性の金属で出来ています。通常の人間であれば、構える事はおろか、持ち上げる事も出来ない代物。手にする人間の精神状態を如実に反映するからです。鍛錬を積み、強靭な精神力を身に付けた騎士が持てば、羽毛よりも軽いと言います。では何故、ユナが父親の形見である魔戒剣を自在に操れるのか?それは・・・・

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父親の遺骨を無理に腕へ移植しているから。
この術には、想像を絶する苦痛が伴い、楽になる方法はただ一つ、早く気絶する事なのだとかたらーっ(汗)これを彼女は耐え抜き、右腕でのみ、魔戒剣を使えるようになりました。最早、執念です。何故、ここまでするのかと言えば、彼女が掟を承知の上で魔戒騎士になりたいと熱望しているからです。父親を殺したホラー・リングに復讐したい、父親の意志を継ぎ、魔戒騎士になりたい、それが彼女の望みなのです。男児であれば、跡を継ぐ事は容易いのですが、女児の場合は、魔戒法師になるのがお定まりの通例です。しかし、少なからず魔戒騎士になりたいと願う娘はいるようです。

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烈花もそうでした。
彼女の場合は、運命を受け入れ、魔戒法師として生きる道を選びました。女性として生まれた事は、彼女にとって相当なコンプレックスであったようですが、それを魔戒法師としての向上のための力に転化させて、攻撃特化型の強い魔戒法師となりました。

魔戒騎士になる事を諦められないユナの中では、複雑な感情が絡み合っています。魔戒騎士になれない現実、苛立ち、鍛錬を積めば或いは騎士になれるのではないかという儚い希望・・・・そんな気持ちが彼女を駆り立て、焦り、生き急いでいるのかもしれません。




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