現代の十字軍思想

安倍晋三が理由もなく六カ国協議を破棄し、北朝鮮に核開発をさせたのに、北朝鮮を非難するとか。米国が＜ポツダム宣言＞を破棄し日本の民主を弾圧して植民地にしたのに、岸信介が共産主義は悪だと言い張った。完全に物事の白黒をひっくりかした話なのに、日本国民は誰も指摘することもできないままだ。そういう十字軍思想が満ちた世界だ、戦後の欧米と日本。米国に従わない国家や勢力のイメージを悪くするようなネタやデマを地味に毎日宣伝してるから、バカみたいな教育を受けた人間はその十字軍思想にはまるわけよ。米国のやることなら何でも悪くない、東側の国家のやることは何でも悪いという、完全にオカルトだ。

戦時中から、米国の一部は共産主義を滅ぼして、米国で共産主義革命が起きないようにと考えてた。社会主義のソ連が資本主義のドイツを破って、そしてドイツはフランスを撃破し、英国も反撃できないまで叩いてた。日本に対する反撃もソ連に参加させてた。社会主義が資本主義よりも優秀と言うイメージができた。米国の一部はそれに危惧し、米国にも何時社会主義革命が起きると思ってた。ソ連を消滅しないと米国の国民も資本主義の搾取を受け入れないと考えてた。それが彼らの言って来た民主主義の中身。

そして戦争に通じて国家の経済を壟断するという算段、今でも変わってない米国の自称保守主義の冷戦連中。そこで民主自由と称して現代の十字軍運動を始めた。石油と金融の壟断を作り出して、他国への侵略もやめない。民主自由を言いがかりにして他国の民主を弾圧し、他国の自由を干渉してきたわけだ。その一番の被害者はもちろん日本である。そのような侵略を目立たないようにするために、宣伝に大きく投入し、自国民そして欧州や日本の国民を騙してきた。

そのために世界各地でネタやデマを作り出し、叛乱の勢力に資金や武器の援助。ダライラマ集団はその一番典型の例、米国の冷戦勢力はインドで２０万人の逃亡者も養ってる。米中国交建立の時に、米国はチベットが中国領土の一部だと認め、ダライラマ集団に支持しないと約束した。それでも冷戦勢力が私人の名義でその２０万人を養い続けてる。ダライラマにノーベル賞もあたえたしね。実際米国の情報機関が育てたテロでしかないのに、ノーベル平和賞とかでネタ作り、完全に物事の白黒をひっくり返した。

同じく、日本戦後の最初の選挙は日本共産党が勝利した、共産党は米国よる軍事殖民をうけいれなかった。そのおかげで米国人はでっちあげたテロ事件で共産党に対して武力弾圧を加えた。そのあと戦時中の官僚集団を扶植し、彼らと＜日米協定＞などの植民地条約を結んで、日本での軍事殖民を正当化させた。そして彼らの扶植した傀儡集団は自民党となり、ほぼ７０年も日本を統治してきた。バブル期で日本国民の資産を吸い上げて米国に渡し、米国の経済回復のために大きく貢献した。

そのような自国や他国の国民への弾圧は止まったことない。だからこそ共産主義のイメージを悪くして大きく宣伝して開き直るしかないんだよ。完全に十字軍時代のキリスト教皇庁と同じやりかただ。もちろん、十字軍運動と同じように、人々の支持もなければ失敗するしかない。今はその失敗の時期だ。米国の経済はもう崩壊に近い。中東侵略で国力はもう無理、日本やＥＵのリーダーに送金をさせて、米国の経済の表向きを悪くないように見せてるだけ。２００８年世界金融の主導権もなくなれば、経済の優位もない。中国に勝つのは到底不可能だ。

冷戦を唱えて米国をだめにした連中の行動は米国民はきちんと理解してる、不景気のおかげで、誰も彼らを唾棄する。その保守の価値観も崩壊した、だからグローバル戦略縮小を唱えるトランプは大統領予備選で保守主義の連中を全部退けた事態に。もちろん、ヒラリーとトランプは史上最も歓迎されない大統領候補だ、米国民は自ら米国の選挙制度を否定してることだ。どう選挙しても冷戦優先の政権になるんだろう。オバマだって政権公約を開き直って、中東侵略をやめなかった。そして米国の経済衰退は変わらずに多数の国民がジリ貧になるような政治。日本人じゃなければそのくらい理解できるって。






バンコク亡命中の中国人「共産党への怒りだけが生きる支え」

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=3979770