これでハッキリしたのではないでしょうか?
消費税で地方経済はズタボロです。
大都市に現役世代が集中しています。
何故貨幣経済が繁栄したのかというとスムーズな決済による消費の連鎖のスピード化であると思います。
物々交換では、物と物とやサービス、労務の価値を均一にする必要があり、非常に手間がかかり不公平感も否めないモノであったと思います。
私は貨幣経済の社会にしか生きていないので分かりませんが、例えば自分の畑で育てた白菜と、鶏肉を交換するとなるとちょっとめんどうです。
それに、一回の決済では払えそうもない、馬や牛の購入も物々交換ではかなり厳しい手続きだと思います。
そこに貨幣経済が登場し颯爽とあらゆる物流、サービスの決済を可能にしました。ものすごいスピードで可能になったと思います。最初は希少金属が共通価値のものとして共有されてましたかね?
それは良いとして、今も貨幣経済ですよね?
決済のスピードとそれに伴う市場規模の拡大が、最大のメリットです。
そして、そこに何故か逆行する、消費税なるものが登場しました。
とても日本人が考えたとは思えませんが、これで消費の連鎖を止めました。
市場規模を小さくしました。
要するに、末端の中小企業を潰していったのです。
末端の中小企業はどこにあるのか?
地方です。
大都市にもありますが、その場合潰れても、大企業へ吸収されるか、転職するので大都市ではさほど問題にはなりません。
しかし、地方は違いました。
バタバタと潰れていきました。
地方に行って訊ねてみて下さい。
大企業に所属せず、年金も貰わず経営している会社はどれくらいあるのか?
ビックリする位少ないハズですよ…
地方に回る金は、大都市で使い果たしたのです。
消費税があるから、売上が例え同じでも利益は圧縮されます。下請けの中小企業には更に譲歩を迫ります。
暫くは持ちこたえますが、一向に業績が上がらない地方の企業に銀行はいつまで回収を我慢できるでしょうか?
新たな借り入れはできるでしょうか?
出来なければ、会社は倒産ですが、もし借りられても、市場が小さくなっております。
もう無理なんじゃないでしょうか?
上記で判ったと思います。
貨幣経済は決済の簡略化による消費の連鎖で大きくなりますが、逆をやれば小さくなるのは当たり前で、徐々に末端の会社は倒産し、地方経済はボロボロになります。
そしたらやむを得ず、現役世代は地方を離れ、望まない大都市へと職を求めて引っ越すのです。
これが、「日本死ね、活躍出来ねーじゃねーか」のカラクリです。
すみません。ミクシーのスタッフの皆さん、携帯会社のスタッフの皆さん。私の自意識過剰かも知れませんが、私のせいでサーバーが重くなっていたらすみません。
しかし、この僅かな抵抗が、誰かの心を動かすかも知れないのです。
■子どもの数、過去最低更新 35年連続減の1605万人
(朝日新聞デジタル - 05月04日 17:18)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3977406
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