史上最低投票率で最後の大統領Trumpが誕生

米大統領選、トランプ氏の共和党候補指名確実に　クルーズ氏撤退
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Donald Trumpが共和党の指名獲得を確実にした。
Hillary Clintonの民主党指名獲得もほぼ確実になっている。Bernie Sandersは、予備選で敗北した場合に無所属立候補する可能性をこれまで否定してきたし、無所属立候補するにはすでに時遅しであり、これからでは無理である。

したがって、大統領選挙はこの有力2候補の争いとなるが、容易に予想されるのが前代未聞の低投票率と、第3党(共和党・民主党以外の政党)候補者の高得票である。

共和党支持者だがTrumpには決して投票しないという人も多いはずである。その中にはClintonに投票する者もいるだろうが、多くはないだろう。

Sanders支持者は、Wall Street candidateであるClintonには投票しないであろう。Sandersを副大統領候補に指名するか、当選した場合に何らかの要職につけるかを約束し、健康保険や公立大学無償化をはじめSandersの政策を取り入れない限り。

ClintonはTrumpには勝てない。低学歴レッドネックのハートをがっちりつかんだTrumpが勝つ。そうなれば、米国政治は内政も外交も支離滅裂なものとなり、最も極端な場合は米国の解体、そこまでいかなくても現在の政治制度(大統領制と2大政党制)の終わりは避けられないであろう。

日本は一日も早く米国債を売却し、AIIBに加盟し、中国・ロシヤ側の陣営に移る必要がある。このまま米国の道連れになる前に泥船から脱出する必要があるのである。