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2016年05月04日06:20

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ドライバーの意思とは全く別行動をする車

■神戸の車暴走、容疑者「状況よく覚えていない」
(朝日新聞デジタル - 05月03日 19:49)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3976428
本当に、この運転手は、自分で操作を間違えたり、何らかの体の異変で、車を暴走させるに至ったのかもしれない。
ただ、警察は、この車両を、どのくらい深く検査するのだろうか。

先月に起きた、COTYの選考員であるモータージャーナリストが、ターンパイクで事故死したのは、その後続きの報道はない。
彼のスピードの出しすぎを咎める記事が多く、そのまま打ち切られたようだ。

今の車にはほとんど、アクセルをペダルで直接開閉するワイヤーがない。
アクセルペダルの踏み込み量を、ECUに送信し、そこでプログラムされた開度をスロットルに送信して、スロットルがモーターで開く仕組みになっている。
いわゆる電子スロットルと呼ばれるもので、アクセルワイヤーが切れて動かすことができなくなったり、ワイヤーのささくれや、外れで、スロットルが開いたまま戻らなくなったり、というのを防ぐ、完璧に作動すればいいことづくめの機構だ。

「ドライバーの意のままに」とか、特にスポーツカーのインプレッションには多く書かれるが、結局はそう感じさせるようにプログラミングされているだけだ。
特に広報車という、雑誌屋に試運転させる車は、アクスルを少し踏んだだけでも、市販するものより多くスロットルが開くようにして、加速感を向上させる工夫がなされていたりすると聞く。
 
世の中に出回るのは、燃費や排ガス試験クリアのため、逆に急加速で燃料を食わないように、不満なく適度に開くようにされている。

昨今は、自動ブレーキなるものが出現しているが、つまりは、ブレーキペダルと、マスターシリンダーの間にECUが介在することを意味している。
装備されたレーダーなどが、前方の危険を察知して、ドライバーの意思とは別にブレーキをかけてしまうものだ。

もうこの時点で、「ドライバーの意思とは全く別の行動をする車」、言葉だけでは、そんな車があったら怖いというものが、そんじゅうそこら走り回っていることに気が付く。

この車の行動をすべて支配しているECUはすべて電気で動いている。
エンジンがかからなくなって初めて交換される劣化したバッテリー、一つ一つの電子部品にマイナス側の配線を設けず、ボディやエンジンという金属にまとめてさせるアースという考え、これらはすべて完璧な状態であることを前提に、プログラミングされている。
この配線には、主に銅が使用され、それは酸化によって緑青に変わり、正確に信号を流せなくなるし、アースされた部分も鉄やアルミといった金属だから、いずれ酸化する。

そして、その電圧変化に異常が生じたら、ほんの些細なきっかけで、本人がアクセルを離しているにもかかわらず、スロットルを開けてしまうことなんて、めったにないことじゃなくなる。

メーカーは決してそんな恐ろしいことを、ユーザーに説明することはない。
また、10万、100万に1台、その事例があることが分かっても、公表されることもない。
どうせ、トラック無線が発する違法電波による電磁波や、バッテリーを増設してジャカジャカ大音量を垂れ流している車なんかメーカーの想定外なんだろし。

また、繁華街や商店街では、どんだけ悪影響を及ぼす電波が出ているかわからない。
それに、電磁波による、全然関係ない人間が運転する車を利用したテロだって考えられる。

だから、何が起きてもおかしいことはなく、ドライバーはそういうこともあるという認識のもと、もし、そうなったら、慌てずに速やかに、イグニッションを切り、ECUと断絶させることを頭の中に入れてなければならない。





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