福井で鉄ちゃん

今日は、福井鉄道の延伸区間（旧福井駅前から、福井駅までの区間）とかに乗るため、早朝から福井に向かった。行きは、湖西線経由の新快速に乗ったのだが、近江今津までは、立ち客がたくさん出る盛況ぶり。敦賀まででも、全員が座れる状態ではなかった。敦賀までは、関西１デイパスを使い、この先、武生まで別途乗車券を買って乗り越し。

武生からは、福井鉄道とえちぜん鉄道の共通１日フリーきっぷを使用。この時点で、結構風が強く、帰りのことを考えて、えちぜん鉄道の三国港まで乗るのはやめておこうかとも思ったが、結局、乗ることにした。まず、普通電車で、福井駅まで乗車。原因はよく分からないが、少しずつ列車の遅れが拡大して、福井駅に着いたのは、８分遅れ。えちぜん鉄道への乗り換えには影響なかったが、昼食を取る時間がなくなってしまい、コンビニでおにぎりを買って、越前鉄道の車内で食べた。

旧国鉄でない路線の経営体が変わった場合は、新線扱いしないルールなので、別に乗らなくてもよかったのだが、えちぜん鉄道に移行してからは初めてで、京福電鉄時代からだと２１年ぶりに、三国港までの路線に乗った。折り返して、途中の鷲塚針原から、福井鉄道に乗り入れる急行電車に乗り換える。これが、今回福井に来た、もうひとつの目的だ。

新しい低床車のために、鷲原針原では専用の折り返し戦ができ、途中の停車駅では、低床車用のホームが新設されていた。田原町の手前でえちぜん鉄道の線路から外れ、福井鉄道に乗り入れ。これで、一応、旅の目的は果たして、帰途に就くのだが、電車の遅れが、ジワジワ拡大して行った。

どうも、対向車が風のせいで抑止がかかっていたようで、定刻より２５分の遅れで終点の越前武生に到着。ただ、幸いなことに、ＪＲの列車の乗り継ぎ時間がやたらに長く、２５分遅れても、全然余裕だった。乗り継ぎの悪さが、幸いしたようだ。

ＪＲは、特急が大幅に遅れており、ダイヤはめちゃくちゃ。ただ、乗るつもりだった普通列車は、１８分遅れぐらいで到着した。この先、時間的には、敦賀で湖西線経由の新快速に乗りつげたら、どうも、電車が待っていないようなので、とりあえず、近江塩津まで乗って様子を見ることにした。

すると、湖西線は強風のため運転を見合わせることになり、そのまま長浜まで乗って、米原経由で帰った。米原からは、まったくのダイヤ通りで、結局、予定より１５分ほど遅くなっただけで三ノ宮に到着した。

何か、三ノ宮駅前で、車の暴走事故があったみたいで。あちこちで、そんな事件を耳にしているが、まさか、こんな身近な場所でも起きてしまうとは。死者が出なかったのが幸いだが、怖い話である。