田んぼが軟らかい・・・芽がグッと伸びた〜

朝イチでコンクリ際をトラクターで起こす。

コンクリ際は普通に起こすと泥が盛り上がり、草が生えやすくなるので、畦際処理機（名前忘れた）を使いコンクリートの塀に張り付いた泥を剥がしローターリーに誘い込む。

しかし、今年は気温が高いと思うのだが、田んぼは軟らかい・・・

もっとも３月後半から４月前半にかけて晴れが多かったのだが、粗起こし日和に木村塾があって、翌日雨というパターンが多かった。

そのうち周りが代掻きを始めると、どうしてもウチの田んぼが湿っぽくなり、天気が良くても乾きにくくなる・・・

あと、まとまった家に一番近い田んぼ群は周りをコンクリで囲ってあるので、きっと水はけが悪いんだろう・・・

今年の作付けが今から心配だ・・・

それにしても今日は暑い日だったぁ〜

朝イチ苗の土は湿っていたので安心していたのだが、トラクター作業の終わり頃、苗代の近くに行ったので見てみると、真っ白に乾いている・・・

慌ててポンプを持ってきて散水。。。

そのあと用事で３時間ほど離れていたのだが、苗代が心配で心配で・・・

ソッコー見に行くと、案の定ベッドの高い部分が乾いている。

去年は乾かしすぎて枯れた部分もあったので、今年は同じ過ちを犯さないよう神経質になっているので、兎に角水を掛けて回る。

このときは高いところだけだったので、ポンプを使わず手で水を掛けて回る。

すると、思ったより広範囲に乾いていたので難儀したが、手で掛けて回ると苗の状態が良く分かって、それはそれでイイ。。。

コシヒカリの苗が、昨日見たときより大幅に大きくなっている。

芽の先も開いてきたし〜

１番目のベッドは昨日の時点でチラホラとしか生えてなかったのに、今日は可成りの確率で生えていた。

あ〜、、、良かった〜

死んでなかったんや〜

今年ポット苗としては初めてシルバーを掛けてみたので、暑い日に蒸せたり乾いたり（シャワーが出来ない）して、もしかして籾がダメになったかも知れないと思っていた。

心底ホッとした。。。

種まきから今日で９日。

連休明けが寒い年に、１３日かかってやっと芽が出たこともあることを思えば上出来だ。。。

あとは根っこが地面に届くまで枯らさずに水管理を出来れば、あとはほっといても大丈夫。

しかし、去年から品種でタイムラグを作っているので、全体的には気の抜けない期間が長いんだなぁ・・・

夕方の種籾の水換えで、朝日とシワモチの種籾を見ると、ようやく芽が動き出した。

昨日催芽機に入れようかと思ったが、数％だけ動き出したような気がして、もう１日様子を見ていた。

今日３〜４割芽が出ていたので、ここで催芽機に入れるのは、逆に危険だ（伸びすぎる恐れあり）

きっと明日、明後日中には７割前後芽が出てるはず〜

結局今年は日本晴しか催芽機に入れなかったことになる（笑）

まあ、催芽機に入れた方が芽揃いは良いのだろうけど、時間を掛ければ自然に出てくることが今年は分かった。

これはいちがいもんに感謝やね〜

最後にコシヒカリを植える田んぼが粗起こしを出来そうか確認しに行ってきた。

去年は隣の田んぼを作っていた兄ちゃんの畦塗りが下手くそだったのか、ウチの田んぼが水浸しになっていたのだが、今年から作り手が変わり、いつも世話になっている人が畦塗りしたら水漏れしてない。

作り手でこんなに違うもんかねぇ？

そのとき、そのHS農産のNさんと話しをしてたのだが、ワシに田んぼを何枚かくれる話しをしていたのが、地元JAのストップが掛かったと・・・

何でも金沢のJAが難癖を付けてきたらしいと・・・

金沢の面積が多いから、こっちの田んぼも金沢の管理にしろと・・・

金沢の田んぼの利用権は１０年契約で、とっくのとうに切れている。

しかも２反３畝だった田んぼも、今は１反６畝くらいに減っている。

地元の面積は３町８反・・・

なに考えてんねん!?

しかも、こっちで骨を埋める覚悟で住民票も移し、組合員にも成った。

金沢は組合員でも無いのに何言ってんだ！

チャベチャベいらんこと言ってくんな！

こっちのJAもこっちのJAだ。

調べれば分かることだし、ワシに一言聞けば良いのに。

アホか？

今年は受託部会の案内も来なかったし、おかしいとは思っていたんだが、こういうことになっていたとは・・・

まあ、ワシは資料用米以外はJAに出荷してないから、苦々しく思っていて、ありもしない話しをでっち上げているのかも知れない。

もし、そうだとしたら一暴れしないといかんね・・・

自然農法に取り組むJA羽咋のような素晴らしいJAが石川県にもあるのに、そんなこっちゃ今に取り残されるわ・・・

まあ、あくまでうがったワシの妄想だけどね・・・

取りあえず、早めに営農に行ってこなくては・・・