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2016年05月01日01:02

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インスタントコーヒー依存症

最近、ある男が言った。
最近、後輩のマナーがなっていなくてねぇ。
仕事の合間にジュースや昼食を奢っても、さも当然の如く、お礼の一言もない奴がいる。
社交辞令の一言もない。
とんでもない奴らだ。

僕はその男に言った。
職場の人間は、友達ではないから仕方ないさ。
いろんな人間がいるものだ。
場合によっては、頼んでもないものを押し付けられたと受け取られる事だって有る。
自分達が”ガキ”の頃にそんな事が出来る小僧でも無かっただろうに…。

すると、男は言った。
確かにそうだなぁ。
しかし、それにしてもお前、随分と精神が擦り切れているなぁ。
一体、何が有ったんだ?

僕は言った。
まぁ、数年間も不健全な労働環境に在ればそうもなるさ。
そう言いながら伝票を持って、二人分の会計を済ませて店を後にした。

伏線は張ってあったが、今回は僕の唐突な誘いだ。
時間的にも、内容的にも…

今思い返せば、その男、お礼の一言を発していなかった気がする。
僕が聞き取れなかっただけかも知れない。
けれど、仮に発せられていたとしても、そういう言葉は伝わらなければ意味は成さない。

その男は食事中も時々携帯電話でゲームをしながら僕と話をしていた。
店に入る前から、その男には大した金額ではないが奢ると言ってあった…
お互いに気を遣うような間柄でもない、むしろ、遠慮なく失礼な発言すらするくらいだ。
もともと、そんな金額でお礼を言わせる気など微塵もなかった。

しかしながら、その話の後ではなぁ〜。
怒りを覚えた訳でも、その男を批判する訳でもないが…
長い付き合いだから、その男が何を考えていたかの察しも十分に付く。
だから僕は何の不満もないし、それで良いと思う。

もし、他の相手にも同じだとしたら…と思うと少々の不安を感じてしまった。
僕だったから…、だと良いのだが…。

念のために書いておくが、その男はとても良い仲間だ。
純粋に、悪気は無いにせよ言動の不一致とは目立つものだと思っただけの出来事だ。
偉そうなことを言うってとても難しい事だ。
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