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2016年04月30日14:55

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案ずるより産むが易し。それは部外者のきれい事。

元テレ朝アナがダウン症に本音、息子の実体験や新型出生前診断に持論。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=84&from=diary&id=3971724
順番から言って、親が先に死ぬ。
その時に、ダウン症の我が子をしっかりと受け入れてくれる社会や、システムがキチンと確立されていれば、産む選択肢は高まるかも知れない。

ただ、それでもまだ、親が存命中での、ダウン症の我が子を育てていくマンパワーと財力もまた、社会が保証してくれないのなら、
当事者でもない外野が「命の選別だ!」など等叫ぶ資格はあるのだろうか?

良識ある支援者の存在はありがたい。
感謝に絶えない。

そんな勇気を与えてくれる良識ある支援者さんであっても、支援者であって「当事者」ではない。
「当事者」からしたら、ダウン症の我が子の行く末を考えれば、夜も眠れない。
「親の私が死んだら、この子は一体どうやって生活していけばいいのか…」

このニュースを見て
「ダウン症の子供でも、しっかりと育てている家庭もあるのに…」
そう考える人も否定しません。

世間は広い。
ダウン症故の障がいを障がいと考えずに、明るくポジティブに考える家庭も多いと聞きます。

ただ…

白髪混じりで、背中の曲がった母親(父親)が、いい歳したおじさん(おばさん)の手を引いて歩いている姿を時折、街中で見かける。

あの光景を眼にしても尚、「命の選別だ!」と心から言える人はいるのだろうか……
悲しいかな、薄情な僕には言えない。
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