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2016年04月30日10:39

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2016年 丸栄 第13回鉄道模型展

丸栄 第13回鉄道模型展
http://maruei.ne.jp/yotei/tetsudo-mokei/

丸栄のGWと言えば「鉄道模型展」。一年で最も丸栄に人が集まる最大の定番催事だ。
丸栄は百貨店としての業績が下がるばかりで、成城石井のあるデパ地下を除くとどの階も閑古鳥。昨秋結果として芳しくなかった「丸善名古屋栄店」を閉店させ、今春インバウンド狙いで「ラオックス」と「洋服のサカゼン」を入店させたが、エスカレーター越しから見る両店も人影は殆どなかった。
4月にはあの衰退著しい若年層女性向けフォアッションフロアである3階にアニメショップ「アニメガ」が開店したことを初めて知ったが、ここは2014年〜2015年は水着ショップ「ピークパイン」だったところで、非常に手狭であり品揃えもアニメイトの足元にも及ばないものだった。それよりも、3階そのものも閉店が相次ぎ人影はないしで、惨憺たる光景だった。

しかし、8階大催事場の「鉄道模型展」だけは例外中の例外で、私の予想以上に大勢の人出で混雑していた。しかし、内容は人出の多さとは一致しないものだったのがより顕著となったものだった。
今年も2回行き、初日とその翌日である。

今年は、昨年まで会場内のガラスケースの展示ブースだったところがパイプ椅子を並べた「休息スペース」として2〜3か所設けられており、その分ガラスケースの展示ブースは減った。そしてまたもや「目玉商品」となる展示物も減るばかりで、何だか味気ないものだった。鉄道模型メーカーも「これぞ!」という新商品を見せる場でもあるのに、覇気がないというか、注目すべきものが殆どない。
私にとって「見物」といえるものは、グリーンマックスのブースにあった、103系改造の名市交鶴舞線N3101編成と東武10000改造の名市交鶴舞線3123編成(いずれもスタッフ制作による展示用の非売品・商品化は未定)、トミーテックブースの「バスコレクション第20弾」試作品ぐらいなものだった。バスコレクション第20弾試作品は、西工&富士の「もやし」こと「中型ロング」の未塗装原型と富士3Eの名古屋市バス塗装済み試作品がガラスケース内に展示されていた。バスコレクション第20弾は8%税込1080円も値上がりし、たとえ名市交富士3Eがあるからといって何が何でも欲しい気持ちにはなれない。鉄道コレクションで今夏発売予定の営団銀座全2000形も、実写写真とイラストがあるだけで試作品の展示はなかった。こちらも2両セットだが、値段の高さにより欲しい気分は微塵もない。
KATOのブースでは、スイス/レーティッシュ鉄道ベルニナ急行が走っていた。
物販コーナーの近隣大学鉄道研究会ブースも、例年に比べて大幅にショボくなってた。

会場内では2日続けて鉄道模型運転(一人10分の当日予約制)をやってきた。初日はKATOのスイス/レーティッシュ鉄道「氷河急行」(機関車+一等客車+二等客車)・翌日はKATOの常磐線E531系(2階建てサロ1両繋げた6両)。KATOの常磐線は3年連続の運転体験だった。一昨年・昨年はエメラルドグリーンの103系3両編成だった。

物販コーナーでも目ぼしいものはあまりなく、昨年まであった名鉄バス廃車部品販売もなくなってた(昨年はここで名鉄基幹バス運転士用時刻表を購入した)。
バスコレクションもBトレインショーティーも大したものはほぼ「何もなかった」という感じだった。

バスコレクションでは、京都バス55号車と135号車が大量に陳列されていた。55号車は去年も大量に販売されており、今年も大量に並べられていた。トミーテックに余程在庫があるのか、それとも丸栄が大量に抱えていたのだろうか。55号車は去年買った。135号車は丸栄では今年初登場。今年はこの135号車のみ購入した。8%税込で1000円ポッキリ。バスコレも値上がり甚だしく、自分が「買おうかな」と思える気分になれる限界がこの値段だろう。
京都バス135号車は、1990年式の三菱ふそうエアロスターK・U-MP218K(新呉羽ボディ)で、京都産業大学「上賀茂シャトル」専用車両である。京都バスでは非常に珍しい三菱ふそう車である。
昨年買った55号車と併せて、自分が持ってる京都バスのバスコレでは高野営業所と嵐山営業所・前後扉と前中扉の2タイプが揃ったことになる。
この2つの京都バスバスコレは、2日続けても売れている気配は殆ど感じられなかった。

丸栄の百貨店としての存続に赤信号が灯っている中で、GWの「鉄道模型展」だけは老若男女がやってきて子連れ客も非常に多くみられる。年々展示内容も物販も貧弱になっていくが、それでも丸栄では一番人が呼び込める最大の「人気催事」であることに変わりはない。丸栄が百貨店として今後も営業か続けられるかどうかは何も分からないが、百貨店としての営業が続けられる限りは、GWの「鉄道模型展」も続けられるのかもしれない。
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