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2016年04月27日12:45

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5月の句会募集&4月吟行会句

次回の句会情報&先月俳句です。
●5月3日(火・祝)13:30 事務所集合
●兼題:「若葉」「五月」
●3〜7句詠んできてください。
●参加費1,000円
興味ある方はお問い合わせください。
※参加予定の方は5月2日(月)までに参加表明ください。

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4月9日開催の俳句です(吟行会のため兼題はなしです)

吟行会の際の俳句を送ります
花びらのためらいもなく屑となり
花吹雪浴びてくるくる回る子ら
歩くたび足元踊る花びらよ
重たげに揺れる盛りの八重桜 
花屑に木の根の他は埋まりたり
花びらの舞うは昼間の蛍かな
若楓線香花火のごとく萌え  理沙

花吹雪まばたきごとに変幻す
上下左右桜が包む大地かな
クリスマス先取りしたり木瓜の色
紅木垂なで腰あでやか美女に似て
小人たち隠していないかカタバミよ
花筏乗り沈みたし川の底
春惜しむ風に揺られて過ごす午後  花本

針まとい 空縫い通す 松の芯
すっくりと 決意見せたる 松の芯
花蘇枋空に紅さし何を待つ
花筏想いも乗せて流れをり
紫木蓮何かの宝隠し持つ
散り敷いた光も込みで青き踏む
花屑が肩にとまりて温みあり  rei999

春といふ恩寵ありし橋の上
神々のスノウドームや花吹雪
嘆息と花吹雪生む風の道
つくばいに花びら浮かべ花祭り
行く春のやうにゆるりと歩みたし
ひとひらに光纏いて花や散る
花びらをついばむ鳩の歩みかな   橙

犬ふぐり見さげて気づく慎ましさ
時止める猫も溶け込む花筏
色石に映える景色は桃桜
桜舞う集い和ごみし花美人
春惜しむ目黒の川で団子酒  ノリダー

風吹けば揺れる満天星イアリング
風光る木々の間にメレダイヤ
春深し子らの声までピンク色
若楓赤子のごとく手を広げ
和の国の花を讃える外国語  やすえ

花吹雪妖精たちの花の舞い
黒き河白く染めつつ花さらば
人間の美への希求や玉椿
花散るや息吹き羽虫と乱舞せり
花吹雪浄土誘う夢幻蝶
首細きショートボブの娘芥子の花
大桜どこでも座る俳諧師
背ナ残し旅立っている花吹雪
思い出のなかにたたずむ花吹雪  サンダル

花吹雪鳩も侘び寂び知らざるや
天を指す松の緑の立志かな
戦前の栄華知らざる落椿
庭砂利を花屑染めてさくら色
天を摩す大桜の下異界めく
八重桜芽吹き今唇見せて
花吹雪川面彩筏組む  霧海
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