☆☆☆史上最悪のチェルノブイリ原発事故から30年

史上最悪の



チェルノブイリ



原発事故から30年


皆さん、こんにちは！

マリータです。

訪問ありがとうございます。

今回も最近感じたことを
書きたいと思います。

今日は1986年4月26日に、
旧ソ連のチェルノブイリ原発事故が
起きて、30年目になります。
当時小さな子供だった自分は、
テレビで連日報道される
炎上する原子炉の映像に、
意味も分からずに、
観ていた記憶がありますが、
放射能の恐怖は感じました。

年齢を重ねて、次第に
チェルノブイリ事故の重大さが
分かりました。実験中に
燃料棒を制御できず、
4号炉で大爆発を起こした。
15日くらい燃えていたようですが、
ヘリコプターからの
決死の消火活動が功を奏し、
沈下したようです。
その後７か月にわたる
石の棺である石棺で、
原子炉を覆う作業を
行ったようです。
放射能は、北半球全体に
及んだそうです。
今でも原発周辺は
ゴーストタウンと
化しているようです。
原発事故としては最悪な
レベル7。
日本の原発とは方式が違うため、
日本の原発は爆発しないようです。
旧ソ連のチェルノブイリは、黒鉛炉。
日本の原発は軽水炉。

日本でも5年前の
311東日本大震災で、
福島原発事故が起きました。
津波により、地下の
予備電源設備が水没してしまい、
原子炉を冷却する機能が停止。
最悪のステーション
ブラックアウト。

冷却機能を失った燃料棒は、
3000度まで温度を上昇し、
冷却水を蒸発させました。
空焚きになり、原子炉を溶かす
炉心溶融を起こして、
外部に放射能漏れを
引き起こしました。
燃料棒は、高温であるため、
炉心を溶融させてしまうそうです。

漏れ出た放射能で、
周辺の村は住めなくなってます。
今でも放射能汚染水問題が山積みで、
地下水が海に流れ出ないように、
何とか凍土などを試みてますが、
何百年も続く問題として、
日本の問題の一つとなってます。

放射能はやはり恐ろしい。

1999年に起きた、
東海村の臨界事故でも、
実験中に青白い光が発生し、
ウランが臨界に達してしまい、
放射線が作業員の細胞に直撃し、
細胞を破壊してしまった。
人間には染色体の並び
パターンがあるようだけど、
放射能ですべてバラバラになり、
新しい細胞が作られなくなった。
体の設計図を破壊されるのだ。
施設で被ばくした方は、
苦しんで亡くなったようです。

原子力は無限に熱を出し続ける。
その熱を利用して、お湯を沸かして、
発電機の蒸気タービンを回して発電をする。
ものすごいパワーを生み出すけど
副産物として生み出す、放射能が
悩みの種だ。研究室で放射能を
中和している技術が
開発しているようだけど、
まだまだ実用レベルではないようだ。
鉛ビスマスを高速に加速し、
原子にぶつけるようだ。
なかなか難しいようだ。

原発を止めることは
簡単なことだと思うけど、
作ってしまった原子力発電所。

福島原発事故後、
全国の原発を停止し、
火力発電所をフル
稼働していたと聞きます。
日本は資源のない国なので、
火力発電所を稼働するための
燃料費などは海外依存のため、
日本の国益が海外に
流れてしまいます。

産業用モーターなどを
回すためには、ソーラーパネルなどは、
電力量が足らず、実用的では
無いと聞きます。

東日本大震災の後に出来た
新しいルールに合格した
原発は稼働してもいいなと思います。
もちろん震災の時などは、
緊急停止をしてほしいと思う。
安全第一で。

あとは、原発テロにつながる
可能性があるので、
施設周辺の厳重警備と、
イージス艦などで、原発を
防衛することは大事だと思う。

原子力は無限にエネルギーを生み出す
素晴らしいエネルギーだと思うので、
単に危険だという感情論ではなく、
研究は続けて、安全に使える技術を
生み出してほしいと思います。

☆☆☆



（動画）チェルノブイリ 2011