衆院北海道５区補選　与野党対決の行方について分析

■自民、野党統一候補破る　衆院北海道５区補選
(朝日新聞デジタル - 04月24日 22:23)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3963147

北海道５区については、以下の通りです。

【2014年　衆院選】

自民党(町村) 131,394
民主党(勝部)　 94,975
共産党(鈴木) 　31,523
民共計　　　　　126,498
票差　 　　　　　　 4,896

【今回の2016年衆院補選】

自民党(和田) 131,394
民教(池田)　　 123,517
票差　　　　　　　12．325

第一に、故・町村氏はダブルスコアで勝てるほどの圧倒的な候補者ではなかったと言う事。
第二に、4党が手を組んだ野党統一候補（民進党・共産党・社民党・生活の党）であっても、僅差で故・町村氏の支持基盤を破れなかったと言う事。
第三に、2014年の時と比べて民+共の得票数より減っていると言う事。

相手は圧倒的な候補者ではないにも関わらず、統一しても勝てなかった。
それどころか、得票数が減った。
これはどういうことなのか。
まず、民進党支持者の中には「自民が嫌いだから仕方なく」という人もそれなりにいるでしょう。
では、その人達に向けて聞いてみるといい。
「自民党と共産党、どっちの方が嫌いですか」と。
得票数が減ったのは、後者の方が多かったと言うだけでしょう。

政治は単純な足し算じゃない。
これ、国政選挙ですからね。地方選挙と違いますから。
地方選挙で市町村議員を選ぶ時なら、人柄で選ぶ人も多いだろうし、「Ａさんが応援してるなら、Ｂさんって人に入れてみようかなあ」ってこともあるだろうけど、国政選挙だと党としてのイメージや戦略は響いてくるでしょう。

共産党の支持者といえば、SEALDsが有名ですが、彼らの暴力性は広く知られています。
「身体中の穴に五寸釘ぶち込むぞ！」
「安倍！お前は人間じゃない！叩き切ってやる！」
「ゲリピー！アンポンタン！」
だのと、脅迫まがいの言葉や下品な言葉を叫び回り、暴力を振るう団体だってね。
そんな連中が「池田さんに投票して！投票して！投票してよ！」とか電話してきたら、「絶対入れたくねぇ・・・」って思う人の方が大半じゃないですか。