プリンス追悼　２ ブルーススプリングスティーンが歌うパープルレイン

毎年色んなアーティストが亡くなられますが、プリンスが亡くなってから、たくさんの方がそれぞれの形でプリンスの才能を称えておられます。

そのお１人がブルースです。
ブルースは今年全米ツアーをしています。もう彼も６６歳です。
もしかして最後のチャンスかもしれないと思い、私もライブ２日前にチケットを買い見に行ってきました。
西海岸ツアー後、まだまだ彼のツアーは続き、今ＮＪ方面のようで数日前のライブではパープルレインでコンサートを始めました。

パープルレインはあんまり使わないコードで始まる曲らしい。
みんなここ数日はプリンスの事ばかり考えてるから？ギタリストの友達もパープルレインを練習し始めて、その模様を電話で聞かせてくれた。なんかこういうの、じーんときますよね。

プリンスは努力の人で、２７種類もの楽器を弾けたし。曲もたくさん作ったし。ミネソタのスタジオにこもって好きな音楽をバンバン作ってたようです。多分これから未発表曲や、書きかけの自叙伝も出ると思います。楽器をこれだけ弾けるだけでも相当な努力と時間を掛けたはず。私も色々しましたが、２７なんて考えられません。

芸術に長けた人は少々エキセントリックな事があるもんですが、プリンスもそうで、自分の好きな事を好きなようにした。
たまたま去年読んだガンズの本に、プリンスの事が書かれていて笑っちゃうエピソードがありました。

たまたまガンズとプリンスがツアー中同じホテルに泊まった。
アクセルは自分が泊まれると信じ込んでいたスイートをプリンスに横取りされプンプン、ホテル側にどうなってんだ？と怒鳴った。

ホテル側は、
いやね、プリンスはスイートのある階、全部を借り切られ、その上黒いカーテンで全部真っ黒にし、家具もお持ちのものを事前に送られ入れ替えされました、と。

アクセルは黙って下の階のスイートに泊まることになったのですが、プリンスが相手では手も足も出なかった、ということでした。

プリンス、若くして亡くなられ残念です。