【一言・アニメ】 春期改編期アニメ雑感＆新番組開始所感

とりあえず、適当なニュース記事に絡めて。
前期分はこちら→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1949267436&owner_id=6112183

さて、春の改編期も過ぎ、新番組もだいたい出そろった感じですので、ここらで前期分感想も含めて、纏めておきたいと思います。

じゃあ終了分から。

・機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
どうも低視聴率ばかりがネタにされていたけど、各企画毎に勝利条件が違うって事が理解できないんですかねぇ…
ともあれ全話完走。昭宏弟回やコロニーの暴動回あたりでシナリオの雑さも見受けられたものの、娯楽作品としての判りやすさもあって(ナニと比較する訳じゃありませんが)、飽きずに楽しめました。
ばっさりとガンダムというフォーマットを捨てたシナリオでしたが、後半戦も変に政治に首を突っ込むような事をせず、愚連隊のまんま突っ切ってもらいたいなぁ…とか思う次第です。
ああ、ガエリオくんは気の毒だったなぁ…合掌。

・僕だけがいない街
原作は一昨年前くらいからKindle版を購入しておりましたが積読状態で、ネタばれなく視聴したいと思い、アニメの終了後に後追いで読む形となりました。(どのみち最終巻がまだなので)
主人公が積極的に他人との関係に踏み込む事で周りが動いていく、結果として、18年前の事件は起こらなかった…という結末が、サスペンス物としてのカタルシスに欠けたなぁという印象。
絶対的な悪者を作らないでおこうという作者の意図が感じられたのですが、そのあたりにもオチの弱さを感じてしまいました。
「ひぐらしのなく頃に」と逆なんですよね。あっちは事態が好転した結果、勧善懲悪がきっちり描かれたし。

・昭和元禄落語心中
原作はkindle版で2巻まで後追い。アニメはもちろん完走。
何度かつぶやきでも触れましたが、「職業声優」の演技を堪能できました…というと簡単ですけど、背筋が寒くなる程の話芸って、ずいぶん前に見た、立川談志師匠の怪談以来かなぁ。
石田彰さんに惚れましたわ。
クライマックスでの助六とみよ吉の心情描写があまり伝わってこなかったのだけが、ちょっと
した不満点。(何をどう思ってそういう結論に至ったのか、どうにも理解できなくて)
分割2クールで後半戦がある訳ですが、個人的には現状で与太郎のキャラクターがあまり好きになれないのが不安要素。
原作を買いそろえるとしたら、後半のラストまで観てからかなぁ。

・紅殻のパンドラ
原作未読(攻殻機動隊とアップルシードは流石に読んでますが)　アニメは完走。
先にWikipediaであらすじを把握…というか、あそこに書いてある以上のものは何もなかったです(苦笑)
作画もシナリオもゆるーい雰囲気で、後に残るものも大してないのですが、女のコ2人が仲良く手をつないで歩いてるのを見るだけで満足できる作品でした。

・無彩限のファントム・ワールド
一応見てはいましたが完走に至らず。
作画こそ安定の京アニクオリティでしたが、お話としては、紅殻のパンドラ以上に空っぽだった
なぁ…。

・だがしかし
後半はある程度こなれてきた感じはありましたが、元々1話8ページの短ページ連載故、2本束ねても30分枠をもたせるには厳しかったという印象。
駄菓子蘊蓄に話を絞った5分〜10分アニメだったら、かなりテンポよく楽しめたのではないかと。

・おそ松さん
赤塚不二男作品への思い入れというのが皆無でしたが、著名作の名を借りて「何をするのか」を見極めたくて視聴を続けておりました。
(赤塚作品は数多くリメイクされていますが、焼き直し以上のものは今までなかったので)
コント自体は思った以上に抵抗なく見続ける事が出来たなぁ…と。
ただ、一旦終了しちゃうと、勢いを保ったまま再開するのは難しいだろうなぁって気はします。
ここで打ち止めにすりゃ伝説になるだろうけど、多分周りがそれを許さないんだろうなぁ。


・うたわれるもの 偽りの仮面
・GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
消化力不足と、リアルタイム視聴に厳しい放送時間帯だった事もあり、完走に至らず、録画のみ。
せめてGATEはちゃんと見ておきたかったなぁ。


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で、春スタート分雑感。

・くまみこ
原作既読。
PVの時点では、声優陣に違和感を覚えたのですが(特にナツの声)、全くの杞憂でした。
作画もテンポもよく、原作の魅力を120％引き出せているのではないかと。
ただ、原作通りに話を運ぶと、良夫の村おこしやひびきの登場のあたりで失速しちゃいそうなのが怖いかも。
このあたりでのまちの受難を、前半戦通り笑いに昇華できるかどうかがポイントかと。
(【追記】先ほど放送された4話を観たところ、どうも心配的中な感じなのですが…)
ちなみに春アニメで繰り返しみているのは、今の時点でくまみこだけです。(毎話3回以上観てるなぁ)

・甲鉄城のカバネリ
今期のノイタミナ枠。オリジナル作品。
えーっと、これ無料で見せていただいて大丈夫なんでしょうか？
中学の頃にリアルタイムでマクロス〜オーガスを観ていた身としては、美樹本絵がそのまま劇場版クオリティで動いているだけでも感動モノです。
ただ、こういう事を言うのは野暮なんですが、設定やビジュアルが近年流行った某作品に近似している点、ゾンビ物の結末って、パターンが限られているって点は気になるところ。

・クロムクロ
肌に合わなくて、ここ数本のP.A.WORKSの作品は観ていなかったのですが、オリジナルのロボット物である事、P.A.WORKS15周年記念作品である事、岡村天斎監督作である事などありまして視聴。
ポンコツヒロインにお侍さんとキャラ立ちも良く、第1話から楽しませてもらっています。
定評ある地に足のついた日常描写と、意外に魅せるロボットアクションとのコラボに期待。

・マクロスΔ
安心のマクロスブランドという印象。こちらもヒロインのキャラが良いですな。
虫やら害獣相手じゃなく、ちゃんと星間戦争をしてくれるようなので期待したい。

・ばくおん！
バイクはそれほど詳しくはないものの、世代的に一通りの知識はあるつもりなので、それなりに楽しめております。
とりあえず視聴継続といったところ。

・宇宙パトロールルル子
10分アニメ枠。今期オンエアのTRIGGER作品3本の中の1つ。
旧GAINAXのパンティ&ストッキングwithガーターベルト、SEX and VIOLENCE with MACHSPEEDからエロ要素を抜いたようなドタバタコメディ。
期待度は低かったのですが、これが案外面白い。
短く気楽に観られるので継続中。EDのボンジュール鈴木の楽曲も良いですなぁ。

・ビッグオーダー
原作は途中まで読んでます。
「未来日記」の作者による能力者バトル物なんですが、やはり未来日記と比較して見劣りする感じが抜けませんで…
アニメに関しても、同じスタッフが作った未来日記ほどの魅力を感じないんですよねえ。
見切りも視野に入れつつ、とりあえず継続。


だいたいこんな感じで観ております。


■『甲鉄城のカバネリ』『坂本ですが？』、ダークホース『ふらいんぐうぃっち』！……今春は大豊作！ 2016年春アニメ人気30作品ざっくりレビュー!!（後半戦）
(おたぽる - 04月18日 21:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=178&from=diary&id=3953532