「美の式典Iーやまと絵の四季」＆「桃鬼伝」

開館５０周年記念「美の式典Iーやまと絵の四季」at 出光美術館

出光美術館は初訪問
帝国劇場の９階にあり、眼下に皇居が広がる

今回の展示は「やまと絵」
以下５月１３日から「美の式典IIー水墨の壮美」
６月１７日から「美の式典IIIー江戸絵画の華やぎ」と題して
ひと月ごとにコレクション展示だそうである


今回の展示は以下の通り

2016年春、出光美術館は開館50周年を迎えます。その記念企画として所蔵の絵画作品から、国宝・重要文化財を中心とした屈指の優品を厳選して三部構成により一挙大公開いたします。
第一部のテーマは、「やまと絵」。日本の伝統美を象徴する鮮やかな色彩と、やわらかな造形が織りなす「やまと絵」は、古来、宮廷文化に導かれながら発展してきました。とくに四季折々に移ろう山景や樹木の装い、そして野に会する花鳥たちの表情は、いつの世の人々にも愛され、絵に描かれることで独自の情緒や典雅な美意識を伝え遺してきました。優れた画家たちの手によって制作された、時代を代表する数々の名品を特集展示する本展では、重要文化財の「絵因果経」（奈良時代）や「真言八祖行状図」（平安時代）、「四季花木図屏風」（室町時代）をはじめとし、出光コレクションが誇る「やまと絵」の華麗なる展開をご紹介します。なおこの期間、国宝「伴大納言絵巻」上巻を10年ぶりに特別展示します。どうぞご期待ください。
（HPより）

「伴大納言絵巻」は上巻を今回
中巻を「美の式典II」下巻を「美の式典III」で見せるという「いい商売」www
これは物語的でなかなか面白い
流石国宝w


この当時の絵はふすま絵や屏風絵なんで、全体的に経年劣化が残念で特に銀色、月や水しぶきを描いた部分が黒く変色しているのは悲しい
しかし、極力距離を置いて眺めると右から左へあるいは左から右へ四季が移ろう様子が見ていて楽しい
しかし、オレが興味深かったのは「四季」よりも「真言八祖行状図」や「十王地獄図」などの密教系の絵巻だった

５０年以上生きてきて、地獄で亡者を審判するのは「閻魔だけじゃない」って初めて知ったよw

ちょっとWikiから引用

秦広王 しんこうおう 不動明王 初七日（7日目・6日後）
初江王 しょこうおう 釈迦如来 二七日（14日目・13日後）
宋帝王 そうていおう 文殊菩薩 三七日（21日目・20日後）
五官王 ごかんおう 普賢菩薩 四七日（28日目・27日後）
閻魔王 えんまおう 地蔵菩薩 五七日（35日目・34日後）
変成王 へんじょうおう 弥勒菩薩 六七日（42日目・41日後）
泰山王 たいざんおう 薬師如来 七七日（49日目・48日後）
平等王 びょうどうおう 観音菩薩 百か日（100日目・99日後）
都市王 としおう 勢至菩薩 一周忌（2年目・1年後）
五道転輪王 ごどうてんりんおう 阿弥陀如来 三回忌（3年目・2年後）

基本最初の７回の審理で亡者の行き先が決まるらしい


それはさておき
み「すごくいい美術館」
と手放しの誉めようなんで「水墨の壮美」「江戸絵画の華やぎ」も見に行くことになるだろう

「やまと絵の四季」は５月８日まで（月曜定休）

その後みさちゃんとは一旦別行動


「桃鬼伝」
殺陣ユニット【陣】初陣公演 at 日暮里d-倉庫

as ifの飛び道具山田亮客演
「初めての殺陣なんですよー大変なんですよー」と言いながらの出演

時は昔。『ひと』と『鬼』とが争いながら暮らしていた時代。
天皇であり、日本一(ひのもといち)の武人、
名を孝霊(こうれい)と言う。
鬼を討つため、3人の従者と共に鬼ヶ島に行くが、
鬼の頭領、鬼姫に負け、都へ逃げ延びる。
後の世に平和と希望を託すため、
癒しのチカラを持つ巫女、国香媛(くにかひめ)との子を成す。
名を、若武彦(わかたけひこ)。
時は経ち、成長した若武彦に
旅立ちの時が来る。
『ひとに仇なす鬼を討て』
若武彦は、父と母の願いを背負い、
鬼を討つ旅に出る。
『受け継がれる願い』
『愛と真実』
そして『絆』
様々な想いが重なる時、
伝説の物語が紡がれる！
殺陣ユニット【陣】が送る、
童話『桃太郎』と、岡山の御伽話『温羅伝説』を元にした王道和風ファンタジー！


「やまと絵」からの流れで非常に入り込みやすかった

亮くんは「犬」
一昨年の「白殉」の土方歳三のような端正な武人
猿が自由人なんでその対比が面白い
ただ一ヶ所、飛び道具的な素の山田亮を出してるところがあって
そこは笑い所

全体を観て殺陣の手が合っていないところが散見されたのと、怒鳴り声が聞き取れない役者がいたのが残念

「ここは俺たちが！」「またあとで会おうな」と言ったら死ぬだろうwww

4/24(日)　13:00〜　17:00〜


で、そのあとみささんと合流して「くいしんぼ」のハンバーグ