2016/4/13水 18:30- 新国立劇場オペラハウス
指揮:エマニュエル・プラッソン
演出:ニコラ・ジョエル
美術:エマニュエル・ファーヴル
衣裳:カティア・デュフロ
照明:ヴィニチオ・ケリ
舞台監督:大仁田雅彦
ウェルテル:ディミトリー・コルチャック
シャルロット:エレーナ・マクシモワ
アルベール:アドリアン・エレート
ソフィー:砂川涼子
合唱指揮:三澤洋史
合唱:新国立劇場合唱団
児童合唱:TOKYO FM 少年合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ハンブルク行きでバタバタしていて一週間以上時間が開いてしまいましたが、メモ程度に感想をば。
ウェルテル、一度METのライブビューイングで観ただけで、生で観るのは初めて。メロドラマに過ぎない話ではあるけど、マスネの音楽がそのままストーリーを語っていて素晴らしい!まあ多少演歌調ではあるのですが、でもあれだけメロディが美しければそれも美点に聴こえてきます。
そして、新国のこのウェルテル、メインどころに歌手陣が素晴らしかった、と思います。何よりもコルチャック!最初の方は、なるほど役にぴったりの若手のイケメンねー可愛いな、くらいだったんですが、後半に行くにつれてどんどん熱が入ってきて。とにかくきれいなで、あの抒情的なメロディにぴったり。演技は派手じゃないけど、時々舞台上ではっとするほどの存在感が。これはこれから先が楽しみですねー。彼、この10月のマリインスキー・オペラ来日ではレンスキーやるのか。チケット取っててよかった、楽しみです!
そして、マクシモワは安定した歌唱力。あと、エレートもなかなかイケメン&いいお声。そしてソフィー役の砂川さんもとてもよかった!
と、歌手陣はよかったのですが、オケがなあ。技術的にどうとかいう問題じゃなくて、なんかまとまりなくてどっちの方向目指してるのかしら、という感じに聴こえてしまいました。指揮者が直前に変わった影響も大きいのかしら。せっかくいい歌手だったのに、ちょっと残念でした。
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