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2016年04月22日21:39

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モイツァ・エルトマン ソプラノ・リサイタル

2016/4/20水 19:00- 東京文化会館 大ホール

ピアノ:マルコム・マルティノー

<曲目>
R.シュトラウス:もの言わぬ花Op.10-6
モーツァルト:すみれK.476
R.シュトラウス:花束を編みたかったOp.68-2
シューベルト:野ばらD.257
R.シュトラウス:イヌサフランOp.10-7
シューマン:重苦しい夕べOp.90-6
R.シュトラウス:オフィーリアの3つの歌Op.67-1〜3
 1.どうしたら私は本当の恋人を
 2.おはよう、今日は聖バレンタインの日
 3.むき出しのまま、棺代にのせられ
リーム:オフィーリアは歌う
(休憩)
ライマン:「オレア」よりヘレナ
R.シュトラウス:夜Op.10-3
シューマン:レクイエムOp.90
R.シュトラウス:万霊節Op10-8
シューベルト:万霊節の連祷D.343
R.シュトラウス:私は漂うOp.48-2
メンデルスゾーン:歌の翼にOp.34-2
R.シュトラウス:星Op.69-1
ライマン:「オレア」より賢い星 

<アンコール>
モーツァルト:夕べの想い K523
R.シュトラウス:明日の朝


オペラはちょいちょい観るように(聴くように)なったものの、歌手の方のリサイタルはほとんど行ったことがありません。2016年上半期、気になるプログラムがあったので都民劇場の音楽サークルに入ってみたところ、その初回がこちらでした。オケの定期会員ように、あらかじめ決められた公演セットでチケットを取るというのも、自分の知らない世界をのぞけていいものだなと思いました。

モイツァ・エルトマン、金髪、オペラ歌手にしては細身で、かなり美人。ルックスで気持ちが上がるけど、声も素敵でした。音程とリズムが物凄く正確。そしてビブラートをかけ過ぎない、雑味がなくまっすぐに響いてくる声。聴いていてとても気持ちいい。声量があるタイプではないとプログラムに書いてあったけど、確かにボリュームがある声ではないのにどこまでも真っ直ぐ届きます。

プログラム的には、前半は割と演技の入る作品が多く、後半は美しいメロディの曲が多かったように思いました。彼女、演技力もあるのだなぁ。オペラで観てみたいです!日本でオペラに出演する予定、あるのかなー。

そうそう。ピアニストのマルティノーがとてもよかった。彼女の声にぴったり寄り添う繊細な演奏。ピアノと彼女の声が二重唱を奏でているように聴こえたときが時々あって、そこは鳥肌が立ちました。歌手のリサイタルとはいえ、伴奏の存在はとても大きいのだな。
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