男と女は合わせ鏡

不器用なところもあるけれど……「やっぱり彼が一番！」と思う瞬間4つ
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もちろん「親しき仲にも礼儀あり」が基本だけど、
深い仲になったら、女は遠慮を忘れていろいろな面を見せてくる。
理不尽な怒り、我儘や気まぐれ、共感の強要など、
そんな時はちょっと重いなと感じたこともあったけど
僕を頼りにしてると思えば我慢することもできたものだ。
もう昔の若い頃だけどね。
　
いま僕はこう思っている。
女は喋る人、男は聞く人。
女は我儘を言う人、男はそれに耐える人。
女は愚痴をぶつける人、男はその「おまる」になる人。
　
僕は幼い頃からアタマに血が上ったという経験が一度もなかったし、
彼女は沸点が低くカッとなりやすい性格だったから、
他所で面白くないことがあったとき僕に当たることもよくあった。
「ねえ、どうしたらいいの？」とか「相談してるんでしょ！」とか
僕には知りようのない人間関係のことで責められることもあったけど、
僕はただ黙って彼女の愚痴を聞いてやるだけしかできない。
冷静になったらきっとあとで
「あんなこと言ってごめんなさい」と謝ってきたものだ。
いわば女は「大きな子供」みたいなもの。
　
「破れ鍋にとじ蓋」「女と男は合わせ鏡」
男と女の関係なんて結局それで上手くいくことが多いもんだよ。