昨日は「スポットライト」を見てきました
http://spotlight-scoop.com/
これは実話なんですが、私は全然知りませんでした。
カトリック教会の話だからね。
わずか15年前の話。
たった15年前に、先進国であるアメリカで、こんな事件が隠蔽
されていただなんて、にわかには信じられません。
事実をあばきだした記者魂も凄いけど、それをまた映画にした
監督魂も凄いね〜。
全編、地味〜な映画で、ビックリさせられるような場面や映像は
全く無し。
だけど、物語にひきつけられる。
記者が、正義感に貫かれた根性で事実を暴き出していなければ、
今でもまだ、教会の性的な虐待は続いていたんだろうね。
そう考えると恐ろしい。
だけど、アメリカという社会の素晴らしさ。
自らの醜い部分をあぶりだし、反省して前に進んでいく。
社会によっては、醜い部分を隠してしまう国もあるではないですか。
それを表舞台に引きずり出せるアメリカの勇気は凄い!と思うね。
ラストの場面は、感動して、涙が出そうになりました。
考えてみると、私の父もジャーナリスト。
子供の頃から色々な話を聞かされていたので、余計に興味を
持って、見る事が出来たのかも知れないね。
得点は100点に近い95点です
さすが、アカデミー作品賞+脚本賞です
ログインしてコメントを確認・投稿する