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2016年04月19日17:04

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絶版プラモ

むかしむかしのそのまた昔・・・

スーパーカーブームの残り火があり、まだガンダムブームがなかった1980年。※本放送時にプラモデルは出ていたがたいして人気はなかったのです。

また、スーパーカーブームからの流れで、モーターやゼンマイで駆動する自動車のプラモデルも多く、硬派なディスプレイモデル(飾って眺めてウットリするためのキット)とはまた違った「遊べるおもちゃ」としての魅力でガキどもには人気だったはずです。

そんな中、「あそべるプラモ」として、ブッ飛んだものが数々登場します。
グンゼ産業は「BINBANシリーズ」という、「陸海空万能」というジャリのロマンを具現したクルマのプラモを出します。もちろん我輩も買いましたよ!割と安かったし。

そして、やっとこの日記の本題。
ガンプラブーム寸前のバンダイは、「あるっCAR」という、「歩行するクルマ」を出してきやがりました!クルマがヨチヨチ歩くのです。コレはおもろい!
元々は「パロデカ」という、チョロQをぱくったようなタイヤのでかい鳥山明風味のデフォルメモデルだったもの。シャーシだけ歩行ユニット用に新調したようです。

写真2のようなゼンマイユニットが入っています。タミヤ130モーター4個分くらいのやたらにでかいゼンマイユニットで、なつかしの「ネジ巻き」もついています。
ゼンマイの駆動時間を延長させる振り子のような鉄板が振幅し、『ギヂヂヂヂヂヂ・・・』という音がでます。

とりあえず今日はフロントグリル部分を作ってみました。煙草の箱の銀紙をパンチで打ち抜いたものを下地に貼り付けたので、ヘッドライトが良い感じになった気がします。
ダットサントラックの目玉たるヘッドライトは、実車ではやや奥目だったと思うのですが、このキットのまま作ると魚眼レンズのように出っ張っているので、どうしたもんかと悩みつつ接着剤を使わず仮止め状態。そもそもダットラに似てないんだよコレ!

思えば、子供人口の多い時代だったからこそ、こういったキワモノも商材として成り立ったのでしょう。現代は一にも二にもメディアありきのキャラ物ばかりで、商品のもつ魅力だけで勝負するような物が絶滅状態にあることが残念です。
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