mixiユーザー(id:6583997)

2016年04月17日21:59

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分からない

結局、何も分からないと言うことだ。


14日の夜に震度7の地震が起き、
気象庁は「今後も余震に注意」と言っていたのに、
それよりも大きなエネルギーの震度6強が16日に起きると、
そっちが本震で、14日のは前震だと訂正した。


どれが本震で、どれが前震で、どれが余震かなんてことは、
そのときに気象庁の人間が決めることで、
地震から日にちが経ち収束した頃に「これが本震」と定義するのはいいとしても、
地震発生後の数日間は、全く無意味な定義。

寧ろ本震と言われると、
それ以降は、本震より弱い余震が来ると思い込んでしまい、
注意がおろそかになってしまう。

きっと被災地でも、「今後は起きても余震だから」と
安心してしまった人がいたのではないか。


しかも、16日の震度6強を超えるエネルギーの揺れが
今後も起こる可能性があり、起こればそれが本震になるのだから、
そんな誤解を与える言葉は、現時点で使わない方がいい。



断層についても分かっていない。
今回の大きな地震の中に、断層が走っていない地点でのものがあり、
これまで知られていない断層がある可能性が指摘されている。

もしそうなれば、これまで調査されている日本中の断層に
含まれていないものがまだ存在することになる。



テレビで『耐震構造の家』と『耐震構造じゃない家』が
大きな揺れにどれだけ耐えられるかの実験映像が出ていた。

『耐震構造じゃない家』は、すぐに1階部分が潰れ、
『耐震構造の家』は暫く持ちこたえるのだが、
数十秒揺れが続くと全く同じように1階部分が潰れていた。

結局、『耐震構造の家』でも、今回の地震のように何度も大きな揺れがくると、
潰れてしまうということ。



「日本の地震予知は凄い」と普段言われているが、
やっぱり予想外・想定外は多い。

「耐震構造だから安全」と言っても、割と限界は早い。

当然と言えば当然だった。

それを考えると、この状況で「大丈夫」と言い切って
原発の稼働を続けられるのが、とても不思議。

いくら耐震補強をして、断層を調べても、
自然は簡単にそれを超えてくる。
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