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2016年04月17日21:01
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合掌・5年と1年…天王寺公園・新世界＆奈良
4月12日、妻が永眠して5年が過ぎた。
都合というよりも苦肉の策で、11日から12日にかけての深夜に墓参した。12日の行動予定等の関係から肝試しのような時間帯になってしまった(笑)。
11日の午後9時少し前、高校時代（ハンドボール部）の後輩が門真市内で串カツ店をやっているので、その店で遅い夕食をとり、その後帰宅し午後11時過ぎにエアデールのグレイスを連れて、妻やグレイスの母犬のアトリや、グレイスとその同胎が仔犬の頃に面倒を見てくれたドーベルマンのチャーコらが眠る墓へ。
妻たちが眠る墓から大阪湾方向を望む。
「大阪の夜景」→http://
妻の墓に近づくと花が供えてあるのが見えた。真冬なら１ヶ月経っても供えた花がもつこともあるが…。それに、妻の墓の隣にある弟の墓に供えた花はなくなっている（霊園の管理係が枯れた花は処分してくれる）。
どうやら、亡妻の関係者が墓参して下さったような感じで…。だが、トンでもないことが…。
巻石（墓の縁石）に置いてあるミッキーマウスの手（画像↓・グーの形…握りこぶし…左右に計２個）に線香が刺さっている（泣）。「無茶苦茶するなぁ〜。ミッキークレイジーの嫁はんが怒って化けてでるよ…」。
このミッキーの手は、本来の用途は傘立てで、ミッキーが大好きだった妻の為に傘立てでも線香立てでも無く、単に置物として供えてあるのだが…。この握りこぶしの真ん中（親指と人指し指の間）に穴が開いていて、傘の先端を突っ込むと傘が立つようになっている。
過去の日記の画像。この画像のセアカゴケグモが写っている辺りの黒い円形が傘の先端を差し込む為の穴で、直径約１５ミリの穴が上から下まで貫通している。
洋式（洋墓）のような墓石だけど、どうしても仏式でという方の為に浄土真宗にも対応するように、特注でカロート蓋（納骨室を塞ぐ石）をくり貫いた穴にステンレス製の線香皿を一目見ただけでそれと分かるように備え付けてあるのだが、浄土真宗の作法？だとかシキタリ？を知らない方が墓参されたようで…。浄土真宗では線香は立てずに横に置く。
線香立てが無く困った末に、丁度ミッキーの手が左右に対をなすように置かれていて、オマケに線香を立てるのに丁度良い程度の穴が開いているものだからということか？
このミッキーの手は樹脂製なので下手をすると燃えるよ〜。暗闇の中、難儀して穴に刺さった線香を取り除いた（泣）。
余計な時間がかかったが、何とか亡妻の墓と弟の墓の清掃や供花等を済ませ、グレイスを車に乗せて帰路に就き、午前2時頃に帰宅した。
先月9日にも墓参した。3月9日は私の弟の誕生日で、月命日でもある。私が妻の誕生日に墓参りするのに感化されたのか、母親が墓参したいということで、一緒に墓参した。
3月9日は、ほぼ一日中雨が降っていた。右が亡弟、左が亡妻の墓。
その3月9日は、昨年永眠したグレイスの同胎犬の命日であるので、天気がよければ飼い主さんの所有地（霊園から車なら30分程度で着く）に眠るその同胎犬の墓参りに行きたかったが、あいにくの雨天で、先方への迷惑も考慮して差し控えた。
いつも庭にある「離れ」で、ワンコともども接待を受けるので、ワンコがドロンコになっては座敷に砂が上がり、後始末が厄介になり大変なのは想像がつく。
そのようなこともあり、4月12日の午後にその同胎犬の墓参りをすることにしていた。
午前中は、大阪市内にある天王寺公園が改修されて、「てんしば」http://
グレイスと人力車に乗るのは、警察犬協会の総会での表彰式に出席する為に上京した時に浅草でグレイスとグレイスの母犬の1人と2頭で乗って以来、京都で2回、更に東京で1回なので今回で4回目だが、地元の大阪では初めて。
グレイスを車に乗せて自宅を出発し、阪神高速の天王寺出口で下り、天王寺公園の地下駐車場に車を停めて、階段を登って「ハルカス」の前辺りにある公園の出入口から「てんしば」へ入り、「青いナポリ・イン・ザ・パーク」でステーキランチを注文した。
「てんしば」出入口付近。後方はＪＲ天王寺駅。駅ビルの「ＭＩＯ」の文字が見える。
下調べをしてあるので、犬同伴ＯＫなのは分かっていたが、念の為に店員さんに尋ねると、「どうぞ」と半屋外の席へ案内してくれようとしたが、犬嫌いな客がそばの席にいると私やグレイスも迷惑なので、「テラス席はダメかしら？」と尋ねると「大丈夫です」との返事。
前日からの寒気のせいか、人間には丁度良い天気だったが、ワンコには直射日光が当たると暑いので、日陰になっている席でワンコが適当に過ごせる席はあまりなく、「テラス席は？」と言ってしまったが、「どうしようかな」と見回したら、公園の通路に面したところに隣のテーブルとの距離が広めな席が一つだけあり、木陰にもなっているので、その席を選らんだ。
ただ、公園の通路に面していて、歩いている人からジロジロ見られるのと、「触らせて」と近づいてくるヤジウマ攻撃を受ける恐れがある。
スケジュールが立て込んでいて、贅沢をいっている場合ではないので、「その時はその時だな」と、注文したモノが運ばれて来るまでに記念撮影(笑)を。
撮影を終えて、料理が運ばれてくるのを待っていると、やっぱり声をかけて来る方が現れた。
スケジュールが立て込んでいて、本当は構わないで欲しいのだが、無愛想なことも出来ないので（失礼なことをしておきながら、「感じ悪るー！」と逆ギレする身勝手なヤツもいる）、それなりに応対した。
エアデールが珍しいのだろう。私にすれば見馴れているし、警察犬協会のエアデールだけの行事に参加することもあるので、エアデール自体にはそう興味はない(笑)。
最初に声をかけて来た方はカメラを肩にかけた６０歳代とおぼしき男性だった。何でも天王寺動物園こシロクマを撮りに来たのだとか。偶然にも、私の自宅から歩いて行ける距離に住んでいる方だった。
その方と話しをしていると、その横から中年の「女性が何という種類ですか？」と。「エアデール・テリアです」と返事し、「テリアという種類は沢山あるので、エアデールと覚えて下さい」と私。
エアデールを飼いたい方は実物を見たことがなくても姿形を知っているので、「何という種類か？」ということは尋ねない。モノ珍しさから種類を尋ねて来る方は、私がエアデール・テリアだと返答すると、「テリアね」ということが殆ど…覚える気もないのなら聞かないでよ(笑)。
こんな人通りの多い場所で話しをしていると、連鎖的に人が寄って来るので少し困る(笑)。料理が運ばれてきたしたので、ゆっくりグレイスと食事を楽しみたいのに…。
最初の男性も３０分くらい話し込んでいたと思う。スッカリ料理が冷めてしまっていた。
料理を食べ終えて、追加注文したホットコーヒーを飲んでいたら、今度はミニチュア・シュナウザーとトイ・プードルを連れた若い夫婦らしきカップルが「エアデールですか？触ってもイイですか？」と話しかけて来た。
気持ちは分からないこともないが、いくらグレイスが伏せてジッとしていて大人しそうにしているとはいえ、ワンコを連れて近寄って来るのは危ないよ(笑)。
狙いをつけ、ジッと静かに射程距離に入るまで待機し、射程距離に入った途端に侵入者（犬）を確保するワンコは沢山いる(笑)。
止むを得ず、「どうぞ。小さい犬には優しいので近づいても大丈夫ですよ」と、私から。
トイプーが、伏せたままのグレイスの鼻先までやって来て挨拶していた。ミニシュナはそれを遠目に眺めていて、参加する気はなかったようだ。
私がコーヒーを飲み終える前に、「ありがとうございました」と、私とグレイスの前を通過して奥の席の方へ立ち去った。
この時点で、予定より１時間ほど遅れているので、「てんしば」の中の見物は断念して、俥屋さん（人力車）へ電話をかけ、駐車場の出入口付近に迎えに来てもらうことにした。
https:/
通天閣http://
車両での駐車場の出入口。この地点から出発した。
実は、この場所を指定したことは失敗で、阪神高速の天王寺出口から近くなのだが、駐車場に入ってから天王寺公園の出入口方向へかなり走行したので、私とグレイスがいる公園の出入口からはカナリ離れていた。
出発後に分かったが、公園出入口付近で「ハルカス」http://
人力車はグルッと公園東側の谷町筋を道なりに北上し、左折して公園北側の国道２５線を西進し、「一心寺」http://
一心寺の現代芸術的な仁王門が住職のデザインであるとの俥夫さんの説明を聞き感心した(笑)。
http://
俥は、一心寺を後にして更に西へ。
途中、道路の向こう側に「安居神社」http://
真田幸村終焉の地と言われている。
画像左端に通天閣が見える。正面の高架道路は阪神高速・松原線。
そして、通天閣へ向かう為に左折した。
暫く行くと、福永大神（ふくながおおかみ…新世界稲荷神社）の鳥居の前に辿り着いた。
若い女性が参拝していた。無料でルーレット式のおみくじが引けると俥夫さんが説明していたが、グレイスも乗っているので、俥から降りるのも面倒で時間も取られるので乗車したまま見物させて頂いた。
http://
http://
その後、通天閣の真下へ。https:/
画像の両隅の逆三角形の白っぽいモノは通天閣の脚(笑)。耐震補強されていて昔とは少し違う。この場所を訪れるのは約35年ぶりかな。
http://
通天閣の真下から真上を見上げると美しい天井画が。2015年7月3日に復刻完成→http://
通天閣から離れて、「新世界」界隈を巡る。
この「新世界国際劇場」の建物は1930年頃に建てられたのだとか。
グレイスの右肩前方の店先に「ビリケンさん」が。新世界は「ビリケンさん」だらけ(笑)。
激安(笑)。串カツ１本「２０円」の看板が…。イイ臭いがするのか、グレイスは左右をキョロキョロ(笑)。
この店には「焼き氷」というモノがあるらしい。https:/
「新世界よしもとライブ！」が開催中だとか。http://
正面に大きな蛸の看板が。道頓堀の大きな蟹の看板に対抗か(笑)？グレイスの右あたりに阪神タイガース風の「ビリケンさん」。店名がズバリだし(笑)。https:/
特大の河豚の提灯が見えてきた。
特大のビリケンさんが右手に。黄色い帽子をかぶっている人達は海外からの観光客のようだった。
人力車に乗っているグレイスだけの画像は俥夫さんにデジカメを預けっぱなしで撮ってもらった。
この場所での画像だけでなく、ヤジウマが画像に入って困る。撮影の為に俥を停めると、手を伸ばせばグレイスに届く距離まで接近した大勢のヤジウマに取り囲まれたこともあった。道路なので仕方がないのだが…。ヤジウマが写り込んでいないと思ったら、グレイスがトンでもない方向を向いていたりするのでチグハグ（泣）。
思い出の写真というだけなら、ヤジウマが写り込んでいても構わないが、知人が制作しているエアデール犬種のカレンダー（飼い主達から画像を提出してもらって作る）に掲載する画像は、基本的に人や他犬種が写っていない画像ということなので、不採用になる恐れがある。
この日記を書いていて思い出したが、茶臼山エリアを散策するのをスッカリ忘れていた。http://
駐車場への徒歩での出入口付近で俥屋さん（「俥天力」http://
左側に阪神高速・天王寺出口のスロープがある。道路の反対側にＪＲ西日本の関西本線や大阪環状線の線路や架線柱が見える。
正面付近にＪＲ天王寺駅や「ハルカス」が見える。
私が指定した終着地点（徒歩での駐車場の出入口）に到着する直前。
駐車場出入口
駐車場への扉は自動ロック式で外からは扉を開けられないようになっていて、駐車券で解錠できるシステムになっていることを知らず、その駐車券を車内に置いて来てしまった。
やむ無く、インターホーンで係員へ連絡して解錠してもらい、地下駐車場へ入った。
阪神高速・えびす町入口から有料道路へ入り、阪神高速・環状線から東大阪線へ。東大阪線と直結している第二阪奈で奈良県へ入り、壱分インターで一般道路へ。国道１６３号線を東進して次の目的地に到着した。
前述の、昨年の3月に永眠したグレイスの同胎犬（アレン号）への献花。
アレン号へ献花した後、飼い主さんと雑談したり、レオン号（アレン号の永眠後にやって来た後釜犬？）とグレイスが遊んでいる様子を監視(笑)したりして２〜３時間過ごした後、第二阪奈経由で帰宅した。
アレン号が埋葬されている場所（飼い主さんの所有地）に寄せ植えを供えた。埋葬位置には、色とりどりのパンジーが植えられていた。
アレン号が永眠している位置周辺で遊んでいるグレイス（手前）とレオン号（奥）。前方の木々は桜だが、殆ど散ってしまっていた。一部の種の桜の花は満開だった。
アレン号のが埋葬されている場所の周辺で遊ぶ２頭。
レオン号（手前）、グレイス（奥）
グレイス（手前）、レオン号（奥）
「離れ」でウロウロする２頭。こちら向きがグレイス、お尻がこちらを向いているのがレオン号。レオン号は、スレ違いざまにソレとなくグレイスの臭いを嗅いでいる(笑)。
……………………………………〜合掌〜
都合というよりも苦肉の策で、11日から12日にかけての深夜に墓参した。12日の行動予定等の関係から肝試しのような時間帯になってしまった(笑)。
11日の午後9時少し前、高校時代（ハンドボール部）の後輩が門真市内で串カツ店をやっているので、その店で遅い夕食をとり、その後帰宅し午後11時過ぎにエアデールのグレイスを連れて、妻やグレイスの母犬のアトリや、グレイスとその同胎が仔犬の頃に面倒を見てくれたドーベルマンのチャーコらが眠る墓へ。
妻たちが眠る墓から大阪湾方向を望む。
「大阪の夜景」→http://
妻の墓に近づくと花が供えてあるのが見えた。真冬なら１ヶ月経っても供えた花がもつこともあるが…。それに、妻の墓の隣にある弟の墓に供えた花はなくなっている（霊園の管理係が枯れた花は処分してくれる）。
どうやら、亡妻の関係者が墓参して下さったような感じで…。だが、トンでもないことが…。
巻石（墓の縁石）に置いてあるミッキーマウスの手（画像↓・グーの形…握りこぶし…左右に計２個）に線香が刺さっている（泣）。「無茶苦茶するなぁ〜。ミッキークレイジーの嫁はんが怒って化けてでるよ…」。
このミッキーの手は、本来の用途は傘立てで、ミッキーが大好きだった妻の為に傘立てでも線香立てでも無く、単に置物として供えてあるのだが…。この握りこぶしの真ん中（親指と人指し指の間）に穴が開いていて、傘の先端を突っ込むと傘が立つようになっている。
過去の日記の画像。この画像のセアカゴケグモが写っている辺りの黒い円形が傘の先端を差し込む為の穴で、直径約１５ミリの穴が上から下まで貫通している。
洋式（洋墓）のような墓石だけど、どうしても仏式でという方の為に浄土真宗にも対応するように、特注でカロート蓋（納骨室を塞ぐ石）をくり貫いた穴にステンレス製の線香皿を一目見ただけでそれと分かるように備え付けてあるのだが、浄土真宗の作法？だとかシキタリ？を知らない方が墓参されたようで…。浄土真宗では線香は立てずに横に置く。
線香立てが無く困った末に、丁度ミッキーの手が左右に対をなすように置かれていて、オマケに線香を立てるのに丁度良い程度の穴が開いているものだからということか？
このミッキーの手は樹脂製なので下手をすると燃えるよ〜。暗闇の中、難儀して穴に刺さった線香を取り除いた（泣）。
余計な時間がかかったが、何とか亡妻の墓と弟の墓の清掃や供花等を済ませ、グレイスを車に乗せて帰路に就き、午前2時頃に帰宅した。
先月9日にも墓参した。3月9日は私の弟の誕生日で、月命日でもある。私が妻の誕生日に墓参りするのに感化されたのか、母親が墓参したいということで、一緒に墓参した。
3月9日は、ほぼ一日中雨が降っていた。右が亡弟、左が亡妻の墓。
その3月9日は、昨年永眠したグレイスの同胎犬の命日であるので、天気がよければ飼い主さんの所有地（霊園から車なら30分程度で着く）に眠るその同胎犬の墓参りに行きたかったが、あいにくの雨天で、先方への迷惑も考慮して差し控えた。
いつも庭にある「離れ」で、ワンコともども接待を受けるので、ワンコがドロンコになっては座敷に砂が上がり、後始末が厄介になり大変なのは想像がつく。
そのようなこともあり、4月12日の午後にその同胎犬の墓参りをすることにしていた。
午前中は、大阪市内にある天王寺公園が改修されて、「てんしば」http://
グレイスと人力車に乗るのは、警察犬協会の総会での表彰式に出席する為に上京した時に浅草でグレイスとグレイスの母犬の1人と2頭で乗って以来、京都で2回、更に東京で1回なので今回で4回目だが、地元の大阪では初めて。
グレイスを車に乗せて自宅を出発し、阪神高速の天王寺出口で下り、天王寺公園の地下駐車場に車を停めて、階段を登って「ハルカス」の前辺りにある公園の出入口から「てんしば」へ入り、「青いナポリ・イン・ザ・パーク」でステーキランチを注文した。
「てんしば」出入口付近。後方はＪＲ天王寺駅。駅ビルの「ＭＩＯ」の文字が見える。
下調べをしてあるので、犬同伴ＯＫなのは分かっていたが、念の為に店員さんに尋ねると、「どうぞ」と半屋外の席へ案内してくれようとしたが、犬嫌いな客がそばの席にいると私やグレイスも迷惑なので、「テラス席はダメかしら？」と尋ねると「大丈夫です」との返事。
前日からの寒気のせいか、人間には丁度良い天気だったが、ワンコには直射日光が当たると暑いので、日陰になっている席でワンコが適当に過ごせる席はあまりなく、「テラス席は？」と言ってしまったが、「どうしようかな」と見回したら、公園の通路に面したところに隣のテーブルとの距離が広めな席が一つだけあり、木陰にもなっているので、その席を選らんだ。
ただ、公園の通路に面していて、歩いている人からジロジロ見られるのと、「触らせて」と近づいてくるヤジウマ攻撃を受ける恐れがある。
スケジュールが立て込んでいて、贅沢をいっている場合ではないので、「その時はその時だな」と、注文したモノが運ばれて来るまでに記念撮影(笑)を。
撮影を終えて、料理が運ばれてくるのを待っていると、やっぱり声をかけて来る方が現れた。
スケジュールが立て込んでいて、本当は構わないで欲しいのだが、無愛想なことも出来ないので（失礼なことをしておきながら、「感じ悪るー！」と逆ギレする身勝手なヤツもいる）、それなりに応対した。
エアデールが珍しいのだろう。私にすれば見馴れているし、警察犬協会のエアデールだけの行事に参加することもあるので、エアデール自体にはそう興味はない(笑)。
最初に声をかけて来た方はカメラを肩にかけた６０歳代とおぼしき男性だった。何でも天王寺動物園こシロクマを撮りに来たのだとか。偶然にも、私の自宅から歩いて行ける距離に住んでいる方だった。
その方と話しをしていると、その横から中年の「女性が何という種類ですか？」と。「エアデール・テリアです」と返事し、「テリアという種類は沢山あるので、エアデールと覚えて下さい」と私。
エアデールを飼いたい方は実物を見たことがなくても姿形を知っているので、「何という種類か？」ということは尋ねない。モノ珍しさから種類を尋ねて来る方は、私がエアデール・テリアだと返答すると、「テリアね」ということが殆ど…覚える気もないのなら聞かないでよ(笑)。
こんな人通りの多い場所で話しをしていると、連鎖的に人が寄って来るので少し困る(笑)。料理が運ばれてきたしたので、ゆっくりグレイスと食事を楽しみたいのに…。
最初の男性も３０分くらい話し込んでいたと思う。スッカリ料理が冷めてしまっていた。
料理を食べ終えて、追加注文したホットコーヒーを飲んでいたら、今度はミニチュア・シュナウザーとトイ・プードルを連れた若い夫婦らしきカップルが「エアデールですか？触ってもイイですか？」と話しかけて来た。
気持ちは分からないこともないが、いくらグレイスが伏せてジッとしていて大人しそうにしているとはいえ、ワンコを連れて近寄って来るのは危ないよ(笑)。
狙いをつけ、ジッと静かに射程距離に入るまで待機し、射程距離に入った途端に侵入者（犬）を確保するワンコは沢山いる(笑)。
止むを得ず、「どうぞ。小さい犬には優しいので近づいても大丈夫ですよ」と、私から。
トイプーが、伏せたままのグレイスの鼻先までやって来て挨拶していた。ミニシュナはそれを遠目に眺めていて、参加する気はなかったようだ。
私がコーヒーを飲み終える前に、「ありがとうございました」と、私とグレイスの前を通過して奥の席の方へ立ち去った。
この時点で、予定より１時間ほど遅れているので、「てんしば」の中の見物は断念して、俥屋さん（人力車）へ電話をかけ、駐車場の出入口付近に迎えに来てもらうことにした。
https:/
通天閣http://
車両での駐車場の出入口。この地点から出発した。
実は、この場所を指定したことは失敗で、阪神高速の天王寺出口から近くなのだが、駐車場に入ってから天王寺公園の出入口方向へかなり走行したので、私とグレイスがいる公園の出入口からはカナリ離れていた。
出発後に分かったが、公園出入口付近で「ハルカス」http://人力車はグルッと公園東側の谷町筋を道なりに北上し、左折して公園北側の国道２５線を西進し、「一心寺」http://一心寺の現代芸術的な仁王門が住職のデザインであるとの俥夫さんの説明を聞き感心した(笑)。
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俥は、一心寺を後にして更に西へ。
途中、道路の向こう側に「安居神社」http://
真田幸村終焉の地と言われている。
画像左端に通天閣が見える。正面の高架道路は阪神高速・松原線。
そして、通天閣へ向かう為に左折した。
暫く行くと、福永大神（ふくながおおかみ…新世界稲荷神社）の鳥居の前に辿り着いた。
若い女性が参拝していた。無料でルーレット式のおみくじが引けると俥夫さんが説明していたが、グレイスも乗っているので、俥から降りるのも面倒で時間も取られるので乗車したまま見物させて頂いた。
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その後、通天閣の真下へ。https:/
画像の両隅の逆三角形の白っぽいモノは通天閣の脚(笑)。耐震補強されていて昔とは少し違う。この場所を訪れるのは約35年ぶりかな。
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通天閣の真下から真上を見上げると美しい天井画が。2015年7月3日に復刻完成→http://通天閣から離れて、「新世界」界隈を巡る。
この「新世界国際劇場」の建物は1930年頃に建てられたのだとか。
グレイスの右肩前方の店先に「ビリケンさん」が。新世界は「ビリケンさん」だらけ(笑)。
激安(笑)。串カツ１本「２０円」の看板が…。イイ臭いがするのか、グレイスは左右をキョロキョロ(笑)。
この店には「焼き氷」というモノがあるらしい。https:/「新世界よしもとライブ！」が開催中だとか。http://正面に大きな蛸の看板が。道頓堀の大きな蟹の看板に対抗か(笑)？グレイスの右あたりに阪神タイガース風の「ビリケンさん」。店名がズバリだし(笑)。https:/特大の河豚の提灯が見えてきた。
特大のビリケンさんが右手に。黄色い帽子をかぶっている人達は海外からの観光客のようだった。
人力車に乗っているグレイスだけの画像は俥夫さんにデジカメを預けっぱなしで撮ってもらった。
この場所での画像だけでなく、ヤジウマが画像に入って困る。撮影の為に俥を停めると、手を伸ばせばグレイスに届く距離まで接近した大勢のヤジウマに取り囲まれたこともあった。道路なので仕方がないのだが…。ヤジウマが写り込んでいないと思ったら、グレイスがトンでもない方向を向いていたりするのでチグハグ（泣）。
思い出の写真というだけなら、ヤジウマが写り込んでいても構わないが、知人が制作しているエアデール犬種のカレンダー（飼い主達から画像を提出してもらって作る）に掲載する画像は、基本的に人や他犬種が写っていない画像ということなので、不採用になる恐れがある。
この日記を書いていて思い出したが、茶臼山エリアを散策するのをスッカリ忘れていた。http://
駐車場への徒歩での出入口付近で俥屋さん（「俥天力」http://
左側に阪神高速・天王寺出口のスロープがある。道路の反対側にＪＲ西日本の関西本線や大阪環状線の線路や架線柱が見える。
正面付近にＪＲ天王寺駅や「ハルカス」が見える。
私が指定した終着地点（徒歩での駐車場の出入口）に到着する直前。
駐車場出入口
駐車場への扉は自動ロック式で外からは扉を開けられないようになっていて、駐車券で解錠できるシステムになっていることを知らず、その駐車券を車内に置いて来てしまった。
やむ無く、インターホーンで係員へ連絡して解錠してもらい、地下駐車場へ入った。
阪神高速・えびす町入口から有料道路へ入り、阪神高速・環状線から東大阪線へ。東大阪線と直結している第二阪奈で奈良県へ入り、壱分インターで一般道路へ。国道１６３号線を東進して次の目的地に到着した。
前述の、昨年の3月に永眠したグレイスの同胎犬（アレン号）への献花。
アレン号へ献花した後、飼い主さんと雑談したり、レオン号（アレン号の永眠後にやって来た後釜犬？）とグレイスが遊んでいる様子を監視(笑)したりして２〜３時間過ごした後、第二阪奈経由で帰宅した。
アレン号が埋葬されている場所（飼い主さんの所有地）に寄せ植えを供えた。埋葬位置には、色とりどりのパンジーが植えられていた。
アレン号が永眠している位置周辺で遊んでいるグレイス（手前）とレオン号（奥）。前方の木々は桜だが、殆ど散ってしまっていた。一部の種の桜の花は満開だった。
アレン号のが埋葬されている場所の周辺で遊ぶ２頭。
レオン号（手前）、グレイス（奥）
グレイス（手前）、レオン号（奥）
「離れ」でウロウロする２頭。こちら向きがグレイス、お尻がこちらを向いているのがレオン号。レオン号は、スレ違いざまにソレとなくグレイスの臭いを嗅いでいる(笑)。
……………………………………〜合掌〜
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