先日の平日、終電で客がひけた時、最近来てくれる様になった人がドアを開けてくれたの。
「おばちゃんと一緒やけどいいですか?」
見ればその人の後ろにほんまもんの女性の姿が。
わっ!純めんや!
と思ったものの・まっ、いいかこの時間やしと迎え入れたの。
職場の先輩や上司なのかしら?それとも他店での飲み仲間?と思っていたら、聞けばお母さんの姉妹でほんまもんのおばちゃん
家族仲はいいそうで、おばと甥で一緒に飲んでいて先程、カミングアウトしたそう。
お母さんの性格上、まだカミングアウトは早いとのアドバイスを受けたそうで、甥っ子がどんな店で飲んでいるのか気になったそう。
「どうか〇〇の事をよろしくお願いいたします!」とおば様に頭を下げられて、私も緊張はしながらも、「ご安心下さい。わかりました。」と。
その後はおば様と楽しくおしゃべり、気さくなおば様で良かったわ。
ご自身の息子さんも結婚がきまったとの事で、お嫁さんのお話し等も、なんでも酒飲みの身内なのでお嫁さんは慣れるのに時間がかかるやろうと。
こうして甥っ子とおばちゃんが一緒に飲んで、いとこの結婚をお祝いできる関係、雰囲気もいいなぁと。
甥っ子の事も心配して、その上我々ゲイの立場も理解してくれてはる、素敵な家族に恵まれたはるから、そのお客様は素直に育ちはったのかぁ…。と納得したわ
「ここはゲイバーやから本来うちが来たらあかんねん!」と大抵、12時を過ぎてから来てくれる、私が許した近所のスナックのママがいるの。
昨夜も「実家の淡路島から玉葱送ってきたから、ヌッキーいる?」と。
そのママとうちでよく会うお客様が昨夜もバッタリ!
もう一軒飲みに一緒に出られたの。
そしたらそのママのほんまもんの甥っ子がのぞいてくれたの。
彼は新地で黒服をしている全くのノン毛なの。
「ヌッキーさんのとこやったらうちのおばが居てるかと思って」
「ほんの今さっきうちのお客様と出たわよ。行った店おしえよか?」
「いえ、飲んで帰ります
」と。
流石は新地の黒服とあって礼儀はちゃんとしているわね。
ママを抜きにして飲むのは初めてやったけど、流石に他の年輩のお客様をも飽きさせずにの会話。
気配りはバッチリ
パターンは逆だけれど二組の甥っ子とおばちゃん。
不思議な巡り合わせやから、日記に書き留めておきましょうと。
私と縁あるみんなが、頑張ってるんやもの幸せになってくれるといいなぁ
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