まさに「夢の国」

■ディズニー値上げで「7400円」も…「1万5千円くらいまでなら」の声
(dot. - 04月14日 11:51)
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１ＤＡＹパスポート（大人）に関しては、開業当初（１９８３年）は３９００円だったものが、２０１６年には７４００円。

ＴＤＲ単体の年間パスポートに関しては、販売当初（１９９２年）は３１０００円だったものが、２０１６年には６３０００円。

実に、３３年間（年間パスポートは２４年間）でほぼ２倍になった。

この３３年間で消費税導入および引上げ、物価上昇等の要素はあったものの、同時にバブル崩壊等に代表される景気悪化もあった中で、料金が右肩上がりなのは一般市民のお財布事情からすれば非常に厳しい評価にならざるを得ないだろう。

１ＤＡＹパスポートを基準に考えれば、テーマパーク内に入りアトラクションに乗るだけで、７４００円であるから、テーマパークと自宅の往復の交通費、パーク内での食事やお土産購入等の費用を考えると、大人１人あたり少なく見積もっても１万円はかかるだろう。

こうなると、ＴＤＲを利用することはもはや「金持ちの道楽」の仲間入りを果たしたと言っても過言ではない。

庶民にとっては、まさに文字通り「夢の国」である。

お金がある人またはＴＤＲにお金を費やすことに抵抗が無い価値観の持ち主にとっては大した影響はないかもしれないが、その他の人たちにとっては死活問題だ。

オリエンタルランドが現在どのようなスタンスで今後どの方向に舵を切っていくのかは分からないが、この「夢の国」はその名に恥じぬものになっていきそうだ。