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2016年04月13日17:27

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マクロ関連(財界、ハッキリしない景気に困る日銀、IMF予測・他

 5日読売。経団連の榊原会長が会見で、2017年4月の消費増税について、「予定通り実施すべき」と述べた。追加の景気対策などの検討も求めた。

→ ほら、経済界も増税可能、延期するとリスクの方が大きい、と見ている。普通は景気の方を優先する経済界がこういうくらい、延期はリスクが大。


  13日読売web。政府は「国際金融経済分析会合」5回目の会合を開いた。

 講師のOECD)のアンヘル・グリア事務総長は、2017年4月に予定通り、消費税率を10%に引き上げるべきだとの考えを示した。

→ 責任ある立場の人は、黒田・日銀総裁も含め、多くはこう考える。





 6日各紙。東証6日続落、1万6000円割れ。円高進行と原油安が要因。

→ 原油価格底打ち観測からジワジワ上げ1万7000円前後で推移していたけど、ここ数日でガクンと下げた。原油価格が底を打っていなかった、というのが最大要因か。もちろん短観悪化も響いてる。

 安倍ちゃんは予算の前倒し執行を求めているけど、それでどこまで対策になるか。人手や資材が不足していて執行出来ないものも多いし、さらに、海外要因の方が大きいからね。。。



 6日朝日。10年物国債、利率最低を更新。マイナス0.069%。

→ それだけ、民間に資金需要がない。借り手がいないので銀行が国債を買ってしまう。。。



 8日朝日。東証、8営業日ぶりに反発。終値は34円高の1万5749円。ただし、円高が進み約1年5ヶ月ぶりに108円台前半となるなど、先行き不安は続く。

→ さらなる緩和を市場は要求していそうだけど。打つ手があまりない日銀。マイナス金利は消費者心理を冷やす、ということが分かったし。どうする黒田?



 12日。読売・毎日・産経。円、一時107円台。強まる円高圧力。要因は、米利上げペース鈍化、新興国経済減速、日本政府の介入後退など。

→ 円高、というほどじゃない。実体経済、各国為替の実需ベースで言うとまだ少し円安では?上記要因などにより、超金融緩和のドーピング効果が薄れてきた、というだけ。





 12日産経。内閣府発表の2月の機械受注(季節調整済)は前月比9.2%減少。減少は3ヶ月ぶり。前月に大型案件があった反動。

→ 反動分を除くと?横ばいかな?





 13日朝日・地方紙。IMF、最新の世界経済見通しを発表。()内は前回1月発表分。
   ・今年: 世界全体 3.2%成長(3.4%)、 日本 0.5%成長(1.0%)
   ・来年: 世界全体 3.5%成長(3.6%)、 日本−0.1%  (0.3%)
来年の日本は、消費増税の影響が強いと見通す。

→ 年度ではなく暦日。なので来年分に、駆け込み需要とその反動、両方が含まれる。私が予想しても、(中国経済の崩壊などがない限り)2017年の日本の実質GDP変動は前年比−0.1〜+0.1%になると思う。

 ちなみに、消費増税が無い場合でも、−0.1〜+0.8%くらいと予想します(やはり、中国経済の崩壊などがない場合)。つまり、大差ない可能性がある。。。







 14日朝日。大手生保が預かり運用する企業年金向け商品、2015年度の利回りが5年ぶりにマイナスとなった。株安が原因。

→ 第二の消えた年金。でも、その前の数年は株高で儲けたワケで、短期的に一喜一憂するべきでない。また、物価が上がり始めた場合、国債価格下落が予想される。その対策は今のうちからやっておくべき。
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