4月12日 火曜日
けさの「朝の歳時記風日記」はニュース日記を書いてまいりますが、今回はどことなしに「炎の火曜日」を復活させたような、たいへん憤りを感じかねない記事を見つけました。
待機児童問題はかねてからの深刻な問題で、最近では「保育園落ちた 日本死ね」「保育園落ちたの私だ」という言葉がネットの住民を中心に流行語となり、社会問題としてとりわけ注目されています。
しかしその一方で、待機児童問題が未だ解決の糸口を見つけることさえできていない裏には、様々な問題があります。
この記事にありますように、元気に遊んだり泣き叫んだりする子供たちの声を「騒音」と捉えてしまう人々が残念ながらいるという「厚い壁」が立ちはだかっている現状があるというのも、原因の一つであります。
なぜ、子供の声は騒音になってしまうのでしょうか。
その理由もいろいろな点が考えられます。一つは、高齢化社会が進み、昼間でも家にいらっしゃる方が増えて、その中には音に過敏で子供の声すら耳障りに感じる人も多くなってきているといえるかもしれません。
また一方で、最近はどうも「何か気に入らないものを片っ端から攻撃して、潰す」事を生き甲斐にしているという悍ましい性格の持ち主が増えているきらいも感じます。そういう類のテレビ番組が、とりわけ大阪を中心に高視聴率を出しているとの「風の噂」もあり、甚だ残念でなりません。
待機児童問題の根本的な原因は、私はやはり「保育士に対する報酬の著しい低さ」とそれをそそっているとも捉えかねない国の教育や福祉に対する税金の削りっぷりにあると見ていますが、逆に言えば、「『何か気に入らないものを片っ端から攻撃して(disって)、潰す』事を生き甲斐にしているという悍ましい性格の持ち主」こそ、実は現政権の支持層の正体ではないかという気もしてならないのです。
すなわち、人々の意識改革なくしては、待機児童問題を含めた様々な今の日本の問題を解決に導く事はきわめて難しいのでは、と思うのです。
■「声うるさい」保育園開園断念
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3942184
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