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2016年04月11日09:56

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『精霊の守り人』第4回と、まとめ

 NHKオンデマンドで「精霊の守り人」第4回「決戦のとき」を観た。


 水源地がオリジナルで、ラルンガとの戦いが狭い場所になってしまってた。これじゃ、バルサの槍が生きないよね。


 あの原作を4時間に収めるのだから、多少の改変は仕方ないと思って観て来たけど。お話の根幹に関わるような点で原作と異なるのが、やっぱり不満。聖導師や、シュガ、タンダなどが原作と違うのは、まぁこういうのもアリかな?と思うんだけど。


 まずバルサ。やや弱い。原作では、達人ジグロとほぼ互角か凌駕するまでに成長しているはずなのに。また、感情に流される、女っぽい面が出ていて、これもバルサじゃないと感じました。

 トロガイ。演技がクサ過ぎ、定型過ぎる。

 帝。威厳も何も無い、騒がしい呪術師だよあれじゃ。見苦しい。顔を隠して、もっと静かかつ冷徹でないと。次シリーズ以降で困りゃしない?

 ジン。狩人から外れている、という設定。これも後で困らない?チャグムが弁護してたから、そのうち狩人に復帰する?

 決定的なのは、ラスト近くで、バルサがカンバル王ログサムに向かって行くシーン。完全にTV版オリジナルだけど、バルサのキャラに関わる。原作ではログサムは既に死んでいるし、仮に生きていたとしても、あの年齢の彼女だったら、復讐心で我を忘れたりはしないと思う。



 という訳で。うーん。映像は素晴らしい(っぽい。遅い環境でオンデマンドで観たので良く分からないけど。たぶん)のに、ストーリー構成には不満が残る出来でした。私は、映画『進撃の巨人』の改変はギリギリ許容範囲だったけど、これはギリギリ範囲外ですね。特に、後々困るハズな改変は、シリーズ2以降が駄作になる予感がして、とてもイヤです。

 ちなみに、当初から「合わないのでは?」と心配された綾瀬バルサ。意外に頑張ってる?と観始めて最初は思ったけれど。やっぱり女っぽさが出てしまう一因となった気がする。もっとゴツい、精神的にも男前な、例えば澤穂希・元選手のようなヒトに演じてもらえれば、少し違ったのでは。



 シリーズ2「闇の守り人」も作るのかしらん?でも、ログサムが生きていて、どう話を繋げるんでしょ?
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