久しぶりに　今日の映画

ツタヤの常連だったのはずいぶん以前の事

最近はオーディオの方に比重が傾いていました。

久しぶりに映画三昧の週末を過ごす。といってもレンタルでも映画館でもなく・・録画ものです


○グッドナイトムーン　ジュリアロバーツ

愛人役にジュリアロバーツ。
前から思っているが、、ジュリアロバーツ主演作品の駄作無し！
これもファミリー作品ながら生活の機微をちりばめて味わい深い作品になっています。


○ハートオブウーマン　メルギブソン

ハードボイルドや刑事もので名を馳せたメルギブソンながら、これはラブコメ作品。
しかもかなりの少女フレンド路線でした。
昔、ドラマで「さとられ」ってあったけど、こちらは行き交う女性の心の声が聞こえてしまう・・
という特殊能力が表れて仕事も家庭も思い通りに・・・
っていうとこからライバルと恋に落ちてしまうまではよかったのだが、
最後は良心の呵責ですべてを告白し、そしてハッピーエンドと少女フレンド風満開作品でした。


○ALWAYS 三丁目の夕日’64　　堀北真希

日本映画久々のビッグヒットでしかも続編もヒットするという珍しい？映画の３作目。
作風路線は最初からまったく変わらず、少しずつ時代が移りますが気分は同じく
昭和のレトロ気分全開です。
相も変わらず義理人情で泣かせる場面が多数あっていい意味での昭和を満喫できます。

ワシが小学生の頃にはもう少し近代的になってお風呂のある家は多かったけど、
車やカラーテレビがある家は少数派でしたね、、
これが一気に変化するのは昭和末期から平成になるあるバブル時代ですね。
トイレも水洗になってバキュームカーを見ることも無くなっていきました。

ちょっとだけ気になったのは、最初から最後までほぼ完ぺきなレトロ風景ながら、、
如何にもレトロでくすんだ雰囲気に違和感を覚えた。
今から５０年前だから古びて当たり前だが、当時は看板や車は古びていないはず。
当時は（今のデフレと違って）自転車、バイク、車などすべてが高級品でした。
汚れたままになんてする訳ありません。大事にしなかったら子供は平気で殴られた時代です。

まあ、それだけ食い入るように見ている証拠でもありますが・・・
やっぱり堀北真希はこの映画が一番いい感じですね、、


○マジェスティック　　　　チャールズブロンソン

中学生の頃に観た「雨の訪問者」に打ちのめされてチャールズブロンソンの大ファンに、、
彼の出演する作品はハードボイルド物が多く、自分の中では理想のナイスガイになっている。
ジェームスボンドや高倉健、ハンフリーボガート、イーサンハント、ジェイソンボーン、などなど
たくさんのアクションものやハードボイルド作品があるけれど、、
ワシの理想はチャールズブロンソンです。

若いときに読んだり見たりした作品はすべてチャールズブロンソン作品に似てれば良いし、
似てなければいまいちと評価していたなあ、、と今になって思ったりする。

北方謙三、清水辰夫、船戸与一、書籍は１冊も残ってないけど、２０代ではよく読んだものでした。

学歴も無く、スマートなかっこ良さは無い。風采が上がらず、金持ちでもない、
何処か影があって、昔に軍隊経験あり、でも頭が切れて腕っぷしも強く、銃の扱いが上手い。
女性にもてる。　こんなイメージでしょうかね



○花様年華　　　

香港作品の映画。かなり古い作品みたいだ。
ネットで調べてみたらこんな深堀ブログもあった

http://blog.livedoor.jp/potentsu/archives/460669.html

カメラアングルやストーリー展開が独特です。
カメラはすべて定点、移動シーンとかなく、不倫ものなのに
ラブシーンとか一切出てこない。アメリカの作品みたく多様な視聴者に観てもらうような
そして理解してもらうような演出は考えていません。見て分ける人が納得出来たら良し。
そんな風に見えました。
アジアの映画で見る作品は韓国ものが多いのだが、生活の機微を抉り出すような作風は
中国映画が一番だと思っています。

家族主義で共産主義、自分の声なき声、言いたくても言えないことが沢山あるだろうし、
多少、政府や政治家の悪口を平気で言える自由な日本とは境遇がまったく違う。

この作品もそんなことを考えながら見ていました。

主演のトニーレオンはほかの作品も印象的なものが多く・・・

これとか　http://eiga.com/movie/53341/

これも　http://eiga.com/movie/1449/


インファナルアフェアは３部作の長い続編ものだが、のちにデパーテッドでリメイクも
されましたよね。
両方見ましたが、デパーテッドは展開が早すぎて理解度の低いワシには流れが理解できず・・・途中から訳が分からなくなってしまいました。
まあ、インファナルアフェアでも半分そうでしたが・・・これは頭の良し悪しを測る作品みたいで
頭の弱いワシにはちょっと困った作品でした・・・でも映画は面白いです！