NHKの海外ドラマ「マスケティアーズ パリの四銃士」に関して。
デュマの「三銃士」をジュブナイル版で読んだその昔、面白かった。 ところが 以後いろいろな実写版の「三銃士」を見てきたが、どれもこれも駄作だ。つまらない。
今回のNHKの「マスケティアーズ」に期待したが ダメ。 全然ダメ。
何故なのだろう、実写版の失敗の歴史は。
なお同じNHKでも かつてアニメ「三銃士」を制作したのが楽しめたから、ここにヒントがあるのかも。 アニメでは各登場人物のキャラが立っていた。
デカいの、小さいの、太ったの、金髪に茶髪に黒髪、アラミスにいたっては男装の女子だし、衣装もカラフルだった。
これだな、マスケティアーズは 全体に薄汚れているし 配色も地味、制服も地味、各人物の差別化も弱い。 アニメまでとは言わないが もう少し明るめの画面にならないものか。
リシュリー枢機卿も 扱いが中ボス以下、ラスボスとしての重みも深みも漂っていない。大物としての風格・行動・決断・配慮がない。
なお題名 「マスケティアーズ」は、ないだろう。 「三銃士」で良いのに。 だから不必要な案内役を出したりしなきゃならなくなるのさ。
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