遅かれ早かれAIに頼らないと、社会は成立しなくなるでしょう。
現代社会は、お年寄りの相談相手が決定的に不足しているからです。(夫婦のどちらか一方がお亡くなりになった家庭が多い。=一人暮らし。)
財産相続の事。年金の事。保険の事。知らない事が多すぎる。自分の母親に父親の財産相続の話を説明するのに、とても苦労した経験からするとAIに任せた方が早いという結論になります。(理解がまったくできない。のみならず、必要な書類をどこかに紛失していまうなど日常茶飯事です。まったく処理が先に進みません。まともな話になると面倒くさい。わからないの一点張り。骨が折れます。)AIなら疲れを知りません。案外根気よく人間を導いてくれそうな気がします。
現在司法書士さんや税理士さんのやっている仕事をAIに任せる事は可能だと思われます。(むしろ簡単。)まったくの素人の私でもネット検索して探せば大抵の手続きは探し出す事が可能です。それであれば、現在のAIの検索能力で、ネットから相当な案件をサーチしてどんな手続きをすれば良いかかなりの精度で実現可能です。(もちろん専門のデータベースがあった方がより精度が向上します。行政の協力が不可欠。)項目ごとに情報をインプットすればたちどころに必要な処理をリスト化できます。
技術的には、簡単にできます。問題は、AIに実行する権限を与えるか否かです。代理人としてAIを認めるか否か?今後論点になるでしょう。(ならないと困る。)
一家に一台AIがあれば助かると思います。医療診断もかなりの精度で可能です。保険や電力、スマホの契約サービスの選択もしてくれます。良いアドバイザーとしても役割が期待できます。
なんといっても学習してくれますから。人間思考過程をトレースして覚えてくれます。さらに足りないところは補完してくれます。(=実はなりすましが可能であるとう裏返しでもあるのですが、、)
問題は、法的整備がまったく追いついていないという現実です。GoogleやToyotaがAIを真剣にビジネスモデルとして展開しようとしているのに行政が追い付かない。技術的には可能です。でも法的には違法です。
では困ります。使える技術は使って良いと思う。人は齢を取ります。やがて衰える。誰かの助けが必要です。地域力が極端に弱くなった現代社会です。現状は、困った事があっても誰も助けてくれません。。。。。AIに頼る。。。。当然の成り行きでしょう。(人が人を扱うという仕事が一番厄介なのです。。どうしても私的感情が入り込みますし、100人いれば100人の事情が異なります。)
できるかできないか?の時代は終わりました。後は実行するかしないかの2択問題です。人間力の衰えはもはや人だけではカバーできないレベルまで来ていると思います。この国の高齢化問題。
巷で言われているより、はるかに深刻な状況になっていると思います。(もはや標準というモデルは存在しません。)
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