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2016年04月09日03:12

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草加市コミュニティバス「パリポリくんバス」乗車&草加散歩&バスタ新宿

今日はバスネタばかりです。
まずは、今日から運行開始した草加市コミュニティバス「パリポリくんバス」に乗車するために見沼代親水公園駅に向かいました。うちからだと赤羽駅から舎人団地行きのバスに乗って、終点から少し歩くのが一番早いですが、都合により一旦都心経由したところ、よく見かける篠田麻里子みたいな人がいました。
その後は日暮里・舎人ライナーに乗車。
先頭からの車窓風景を見ていたら、扇大橋付近でソーラーパネルのある都営住宅を発見しました。この沿線は都営住宅が多いですが、画一的なようでもよく見ると色々な違いがあるのですね。
日暮里から20分で見沼代親水公園に到着。この駅の所在地は足立区ですが、埼玉県境付近にあるため、足立区、川口市、そして本日運行開始の草加市と、3自治体のコミュニティバスが発着します。
「パリポリくんバス」は新規路線だけに新車を導入してほしかったですが、車両は古い日野リエッセです。1995年の発売開始当初は、今までなかった小型サイズの路線バス車両ということで各地のコミュニティバスに導入され、コミュニティバスというジャンルを開拓した画期的な車両といえますが、ノンステップではないし、AT車は3速で燃費の面で不利だし(3速ATは今だと軽自動車の安いグレードくらいしか採用していません)、時代遅れ感は否めません。5年間の試験運行とのことなので、結果が伴わなくては車両の寿命が来た頃に廃止するつもりなのかは知りませんが、これは少し残念です。

フォト

パリポリくんバス南西ルートは、9:30に見沼代親水公園駅を発車。通る場所が微妙だし、誰も乗っていないことも想定しましたが、発車時点でもう一人いました。
発車するとすぐに毛長川の橋を渡って草加市に入り、島忠ホームズに立ち寄った後に細い道に入ります。23区を出たと思ったらいきなり畑が広がっているので、初めて乗った人は驚くでしょう。
その後は竹ノ塚駅からの循環バス(竹06系統新里循環)が通る道に入りますが、バスを待っている人たちはみんな竹ノ塚行きを待っているかと思いきや、意外にもこれに乗ってくる人が数人見受けられました。
バス停3つ分は竹ノ塚駅からのバスと同じ道を走り、その後再び細い道に入りましたが、そこにある「ふれあいの里」から結構乗ってきました。実はここ、実家の最寄りバス停です。
この道にコミュニティバスを走らせる構想は20年くらい前からあり、自民党議員も共産党議員も長年に渡って呼び掛けていましたから、ある意味この地区の悲願の路線ですよね。
議員が提唱していたルートは時代によって若干変遷していますが、交通不便地域をなくすという目標に変わりはありません。
できれば実家そばにバス停ができてほしかったですが、この道はちょうどその付近でボトルネックになっていて、バス停を置けそうな場所がありません。また、この付近からバスだと、今まで長年に渡って竹ノ塚駅以外の選択肢がありませんでしたが、見沼代親水公園駅発着ができることで、新たな選択肢が増えることになります。場合によっては日暮里・舎人ライナーを使ったほうが便利なこともあるので、今後も何かと使えそうです。
細い道を抜けた後は再び従来からのバス通りに合流して、その後は新しい道路に入り、「松寿橋」にて一人下車しました。松寿橋という名称は、この付近に1918年(大正7年)から1931年(昭和6年)までのわずか13年だけ存在した「私立松寿学館」という学校に由来するものだそうですが、私がその存在を知ったのは大人になってからです。小学校の社会の授業の郷土史でもそんなことは全く教わりませんでしたし、市の資料でも最近まで全く触れられていませんでしたから、存在自体が忘れ去られていたのかもしれません。市の資料によると、体育館など当時の建物の一部は残っているとのことですが、個人宅敷地内(学校創設者の家は今もここの地主なので)と思われるので、路上からは見えません。
気がつけばバスは、座席がほぼ埋まるくらいの乗車率になっていましたが、谷塚駅西口で半分くらい下車。また、途中で子供連れですが新垣結衣系な人も乗ってきました。
谷塚駅からは東武スカイツリーラインの東側を進みますが、ここでもある程度の乗車率はキープしていました。そして、市役所入口などを経由して再び線路の西側に出て草加駅西口に到着。大部分の乗客はここで降りてしまい、終点の草加市立病院まで乗ったのは2人だけでした。
コミュニティバスでしかも病院を結ぶという路線の性格上、乗客は当然高齢者が多く、中には体の不自由な人もいたので、従来型のツーステップバスの乗り降りは非常に困難そうでした。やはりノンステップバスの導入が待たれます。

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下車後は次の北東ルート(柿木公民館行き)の出発まで周辺を簡単に散策。
病院の隣の公園は桜がまだきれいでした。
また、病院の向かいにある朝日堂というパン屋に寄ったところ、塩焼きそばパンとお茶あんパンという変わったパンがあったので買ってみました。塩焼きそばとパンの組み合わせはなかなかよかったです。
北東ルート柿木公民館行きのバスは10:55に出発。今度は最初からそこそこの乗車率でしたが、松原団地駅までにほとんど降りてしまいました。
また、松原団地に来たのは非常に久々です。以前は団地開設当初からの古い建物が沢山ありましたが、建て替えが完了したのか、新しい建物ばかりになっていて、風景が一変していました。
松原団地駅を出た後は松並木で有名な綾瀬川の橋を渡り、細い道を進みながら外環道の交差点を越えます。外環道沿いには川が流れていますが、これは洪水対策で作られた人工河川の綾瀬川放水路で、道路の建設と同時進行で工事が行われていたものです。
その後、草加高校前、そうか公園、温水プール前を通って柿木地区に入りました。そうか公園は桜がきれいでした。
この辺のバス停の名前は、「柿木二区」、「柿木四区」といった名前で、どこか北海道チックです。これまで通ってきた場所と比較して農地や空き地も多くなり、以前住んでいた札幌市厚別区のずっと外れのほう(野津幌川の下流や道央自動車道の札幌IC付近)にこんな場所があったことを思い出しました。
そして、終点の柿木公民館に到着。北東ルートのほうが距離は若干短めです。

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柿木公民館到着後は周辺を散策。
まずは市内最古の寺である東漸院に行きました。この寺は猫が沢山いて、中には寄ってくる猫もいてハーレム状態でした。
また、音楽がかかり何か集会じみたことをやっていたのですが、花まつりでした。忘れている人も多そうですが、4月8日は釈迦の誕生日です。最近はほぼ同じこの時期に行われるキリスト教行事のイースターを商業的に利用しようとする動きもありますが、日本人の多くが一応は仏教徒(?)なのだから、こちらこそ注目された方がいいと思います。
また、この周辺は元々農地が多かったため、ドブ板で蓋をした水路が非常に多く、水路を辿っていくと次々と別の水路にぶつかるくらいです。
その後は中川の土手を歩きました。対岸は吉川市ですが、両市を結ぶ橋は何故か1本もかかっていないので、草加市から吉川市への亡命もその逆も、命懸けで川を泳いで渡らない限りできません(笑)。しばらく川沿いを歩いた後は女体神社に行きました。
この神社は下総国石下(現在の茨城県常総市)の桓武平氏一族の豊田氏の居城・豊田城が攻め落としになり、城主の夫人と子供がこの地に逃れてきて、その際に信仰していた筑波の女体神社を作ったのだそうです。なので社殿は筑波山の方角を向いているそうです。この周辺の旧家はその末裔なのか、ほとんど豊田さんです。
人は少ないですが大きな神社で、小学校の入学式帰りと思われる子供を連れた西野カナ系な人が、ここで記念撮影をしていました。
また、この付近には八坂神社もありました。
次いで、柿木公民館バス停そばにある草加亀楽煎餅に入りました。特に買わずに出ようとしたのですが、店の人からお茶を出されるなどの手厚いもてなしを受けてしまったので、何も買わずに出にくくなり、バター味のあられを買って店を出ました。
その後はパリポリくんバスで移動。一部車両のみ実施のキャラクターのラッピング車が来ました。この車両は車内にパリポリくんのキャラクターのぬいぐるみが置かれています。
バスは来た道をほぼそのまま戻りますが、こちらが途中まで私だけしか乗っていなかったのに対し、途中ですれ違ったバスは、立ち席が出るほどの乗車率なので驚きました。このままの盛況で利用が定着すれば、試験運行だけで終わることはなさそうだし、新車のノンステップバスが導入される可能性もありそうですね。
復路は途中の草加文化会館で下車し、会館内にある伝統産業展示室を見学。せんべい作りのほか、皮革や浴衣の製造について展示されています。

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見学を終えた後は、松並木と百代橋を見てから松原団地駅に移動。
いい時間になったので昼食にし、駅前の陣太鼓というラーメン店に入り、ラーメン+小肉丼のセットを食べました。店内にダイヤル式のピンク電話があったり古い音楽が流れる古風な店で、店内でさとう宗幸「青葉城恋歌」が流れたときは、仙台の怖いお姉さんに初めて出会った9年前の4月を思い出しました。

松原団地で食べ終えた後は、東武と半蔵門線と丸ノ内線を乗り継いで新宿に移動。この時期は乗り慣れない人が非常に多いですが、赤坂見附で丸ノ内線の新宿止まりに乗ったところ、「この電車は新宿止まりです」というアナウンスを聞いて慌てて降りる人が多数いました。電車が遅れる原因にもなるので、きちんと確認してから乗ってもらいたいですね。
ついでに、そういう人にはわざと意地悪して「池袋から新宿に行くには丸ノ内線が一番早いですよ(本当は遠回りですよね)」と案内してやりたいです。ちなみに過去に本当にあった話なのですが、池袋の会社に面接に行ったところ、それが実は訪問販売の会社で(求人情報では隠していた)、その場でいきなりある女性社員の営業に同行させられ、行きはJRで荻窪まで行ったのですが、社員が荻窪から戻る際に丸ノ内線に乗れば乗り換えなしで戻れると本気で言っていました。結局私は荻窪でそのまま帰されたのですが、この人が本当に乗り換えなしで丸ノ内線で帰ったのかが気がかりです。今思えば戸田恵梨香似の人でしたが(当時は戸田恵梨香はデビューしていない)、面接と言っておきながら突然無給で営業に引きずり回された不満から、私はわざと指摘せず黙っていました。ごめんなさい。

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新宿に到着後は、南口に月曜日にオープンした新しい高速バスターミナル「バスタ新宿」に行きました。
新宿は、JRなどが高島屋隣、京王などがヨドバシカメラ前、ウィラーエクスプレスが住友ビルといった具合に、バス会社によって乗り場が全く違う場所にあり、非常に分かりにくかったですが、これらを統合するような形でバスタ新宿がオープンしました。
駅改札口と同じ2階から上がりますが、上りエスカレーター横の案内表示は行先方面別に色で分けられていて、非常に分かりやすくなっています。
エスカレーターで上がると3階はタクシー乗り場と観光案内所になっていて、バスは4階から発着します。ここに予約客待ちと思われる黒いヴェルファイアのタクシーがいたのですが、運転手がなんと白人でした。外国人観光客向けに外国語に堪能な在日外国人を採用したと思われますが、初めて見たので驚きました。
4階も乗り場ごとに色分けされているほか、空港を思わせるような立派な発券カウンターがあります。カウンター上の案内板には、時刻、行先、運行会社、空席情報などが表示されますが、JRバスなどの老舗バス会社と新興の旧ツアーバス系の会社が一緒に表示されているというのは、時代の変化を感じます。
また、こういう場所に来たからには、発着便を全て掲載したポケット時刻表のようなものがあれば欲しかったのですが、現時点では発行されていないそうで(検討中だそうです)、時刻は利用する各バス会社に確認してくださいとのことでした。
4階を見終えた後は3階に降りて、観光案内所を見学。佐川急便のホテルへの荷物宅配サービスのカウンターがあり、そこにソフトバンクのロボットのペッパーがいました。
ただ、3階では新しくオープンしたばかりなのにトイレが汚かったり、タクシー乗り場で高齢の誘導員同士が案内方法をめぐって大声で揉めていたりと、少々残念なこともありました。ここは東京の顔、外国人にとっては日本の顔ともなる場所であり、トイレが汚いとか誘導員同士が喧嘩しているというのは、観光客が見たらイメージダウンになりますので、まずいでしょう。こういうのは早急に改善してもらいたいです。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/39968038.html
(2)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/39968045.html
(3)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/39968080.html
(4)http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/39968108.html
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