次回の句会(吟行会)は
ハイキング的散策もある人気の企画 吟行会です。
こぞってご参加ください。
●4月9日(土)11:00 事務所集合後、皆で西郷山公園へ向かいます。
●参加費1,000円
●今回は吟行会ですので、事前に俳句を作ってくる必要はありません。
その場の自然や風景を感じるままに詠みましょう。季語は先生が教えてくれますが、
歳時記あると便利です。
ご興味ある方はお問い合わせください。
※参加予定の方は4月8日(金)までに参加表明ください。
※元来この句会は俳句結社「風の道」主催の句会であり
「風の道」に入会している方を対象として行っているものです。
そのため、ご参加の方には3回を目安に句会を体験していただき、
今後も継続してご参加いただけるのであれば正式に
俳句結社「風の道」へ入会していただくことになります。
年会費は12,000円となります。
「風の道」入会後は、風の道が発行している雑誌が毎月届きます。
また1回千円で他の支部の句会へ参加することが可能となります。
3月6日開催の俳句です。
兼題:流し雛、剪定、菜の花
華やかなまま遠ざかる流し雛
剪定を離れ見おろす烏かな
菜の花や食めば季節をとりこめり
菜の花や古い校舎のかたわらに
海までもたどりつくやら流し雛
菜の花や彼方に海の光りたる
剪定の間遠なリズム響きけり
剪定や庭に光の満つる午後 のり
菜畑や幼きわれの背ナを見ゆ
大空や剪定したし電線も
菜の花や空の一線彩れり
大空と菜の花描くロスコの絵
流し雛象残れる波の光ゲ
剪定のひと裁ちごとに光落つ
剪定を終えし果樹園光あり
菜の花や花といふ花笑い咲き
菜の花は気取らぬ明るい女の子 橙
流し雛色彩となり渦を巻く
緑咲く剪定させず我は我
みずみずし剪定されず咲く緑
菜の花は光としてあり今ここに
獰猛なり菜の花河岸咲き狂う
菜の花と沈黙分け合う河岸かな
満腔の旬菜の花を頬張れり
贅言を呈さず菜の花ここにあり 花本
レンラクコウチチ菜の花畑より
異国語の飛び交う菜の花畑かな
一斉に菜の花揺れて時止まれ
剪定や松は等しく丸くなり りさ
剪定や骨を切らして肉を待つ
麦笛の音色高らか花菜の黄
男前に剪定されし木々笑う
剪定の木端手に取り龍を待つ
菜の花やスポットライト照らす如
生と死を黒衣を羽織り剪定す
流し雛ニライカナイで掬い上ぐ サンダル
三国志浪漫街道花菜かな
剪定夫耳のピアスの煌めける
杭州の旅路菜の花分けて火車
剪定の切口匂ふ並木道
流し雛この世の邪悪運ぶとふ
流し雛補陀落渡海長途かな
砲台跡河畔菜の花湾曲す 霧海
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