ライブ備忘録５２ ３月１６日 アキオカマサコ、アラカキヒロコ、大藤史＠高田馬場 四谷天窓コンフォート

この日は、ソニーミュージックパブリッシングが企画するライブで、北海道からのアキオカマサコさんと沖縄出身のアラカキヒロコさん、そして見るのは初めてですが天窓は常連の大藤史さんが出演するトーク＆ライブへ。取り合わせとしてなかなか面白いものであったので、いろいろと新鮮なものがありましたね。

アキオカマサコさんのライブは、昨年一年間の弾き語りＣＤシリーズを経て、マサコそんの素材そのまんまの部分を出すライブをするようになってきて、より優しくあったかい歌になってきたと感じるものがありましたね。最近のマサコさんの歌はラブソングが多いような気がしますが、ラブソングという形だからこそマサコさんの人柄がそのまんま映し出される歌になって、そのホッとする空気感にじんわりとくるものがありますね。そして、この日は初めて１人で作ったときの歌を披露していましたが、その初々しさが新鮮でしたねw。

アラカキヒロコさんはここのところよく見ていますが、１人で弾き語りはわりと久しぶりですかね。シンプルなサウンドだから感じられるアラカキさんの世界観をじっくりと楽しめるライブで、その想いと景色が結びついて広がる音楽に引き込まれるものがありましたね。ただメッセージを歌うというだけでなく、そのもとになる景色を美しく映すサウンドだから、しっかりと響くものがあるんですよね。そして、この日はコンペでのボツ曲を、ちょっと変えた形で披露しましたが、いつもの持ち曲と違う雰囲気が新鮮でしたね。

大藤史さんは、天窓ではよく名前を見かけるのでピアノ弾き語りとしては知っていたものの元アイドルだったのは知らなかったのですが、そんな大藤さんの歌は天窓コンフォートのイメージそのものの美しく響く歌で、さすがという感じでした。この日の１曲は、アイドル時代の曲を弾き語りアレンジにしてやっていましたが、完全に大藤さんの世界となっていて、素敵な感じに仕上げましたね。