えー。
突然のお知らせで恐縮なのですが。
不肖ねこると.45、
昨日つばさのナンバーを返納し、手放してまいりました。
はい。
きっかけ……ですか？
主に前回の日記で書いた苦悩に耐え切れなかったというのが主な理由です。
確かに不安箇所はかなり潰しました。
しかし「次何かあったら……」という不安と
「いつまでも一緒にいたい」という願望の葛藤は
個人的に相当こたえてたように思います。
各方面からのいつまで乗るのかというツッコミも
いよいよ真剣味をますことになって
例のごとくそれは俺が決めると受け流し続ける予定ではあったのですが
先代のチェリーが突然走行不能、そのまま廃車の憂き目にあった事を
思い出すようになって
これはもう正直あかんと
涙を飲んで決断を下したということであります
もう正直あんま書きたくなかったりするんですが
こちらをご覧の皆様が愛してくれたつばさのことを
やっぱり皆様にも覚えていて欲しくて
ていうか一番は自分の気持ちに整理をつけたくて
こうして文章にしている次第であります
……ていうか、
こんな湿っぽいことばっか書いてると
絶対つばさはええ気せーへんやろうから
もう泣き言はやめよう
みくしの日記を書き始めた時には
チェリーはもう手元にいたので
ここの日記にはつばさの納車からの記録が
ほぼ全て残ってることになるんですよね
いや、なんというか本当にいろいろあったなという感じですがｗｗｗ
つばさ本体のことだけじゃなくて
俺自身にも。
いかにしてつばさを選び
いかに愛していたかというのは
もうこれまでにほぼ語り尽くしているような気もしますが
もうちょっとだけ(書くんかい)
まぁとにかく
俺'84年生まれ
つばさ'85年生まれ
年子ですわ
……ってのが枕詞に来ちゃうわけですね
見かけたときに
「この機会を逃したら一生このバイクに乗る機会はない」
というカクゴのようなものがあったのは覚えてる
バイクのことなーんも知らんと先輩から譲り受けた初バイクが
VTさんことVT250FG(３型)。
そのバイクのことを知りたくてVTのことをいろいろ調べて
「うっわ、このインテグラってやつかっこええ！
でも特別仕様車みたいやしこれはもうないやろ」
ってなった大学時代
そっからZにもﾆﾝｼﾞｬにも興味なかった(別にカワサキだからじゃないっすよ)おれが
漠然とした憧れを抱いていたバイク
それが十余年の時を越えて東大阪で見つけたつばさだったわけで
そう考えるとドラマチックとしか言いようがないでしょう
性能的にも
F16、R17のホイールサイズから来る運動性能
PCXが抜けられる隙間なら余裕で抜けられるスリムな車体
それでいてスペック上は40馬力ありますからね
現状「クラス最高馬力！うっわぁスポーティー♪」
なんてもてはやされてる某R25が36馬力ですからね
そらぁ突っつき回せますわ
Vツインのトルクを駆使すればR3にも噛みつけますわって話です。
良くも悪くも、マシンとしての闘争心みたいなものを
感じさせる作りだったのは間違いないです。
バイクの操り方を
バイクそのものの構造を
今よりももっとバイク文化が華やかだった時代から来たつばさは
教えてくれたと思います。
国内初のVツインスポーツで身につけた技術を
これからも駆使して、バイクに乗っていきたいと思う。
この約3年半つばさに乗って得た僕自身のスキルや知識は
どうでしょう 昔の自分が見たら 褒めてくれるかな
ちなみに、つばさは
僕が買ったVTばっか並んでるお店にお返しする形で引き取られました。
また新たなオーナーのもとで走るのか。
僕が必死こいて交換した部品を
ほかの同胞に分け与える形になるのかはわかりませんが。
＜HONDA VT250F2F インテグラ ウィングスペシャルエディション＞
型式：MC08 エンジン型式：MC08E
総排気量：248cc 最高出力：40ps/12500rpm
最大トルク：2.3kg･m/11000rpm
全長×全幅×全高：2015×730×1185mm
車両重量：170kg
車台番号：MC08-1141***
車体色：専用カラー
愛称：つばさ 愛称の由来： ホンダウィング店限定の特別仕様車であることに因む
2012/09/05 走行開始(乗り出し時走行距離：9045km)
レギュレータ交換*2回(+移設加工)
Fフォーク最メッキ・OH
ブレーキキャリパーOH・ボルト交換
メインヒューズ交換
ブレーキディスク交換
ジェネレータステータコイル交換
2016/03/28 登録解除(最終走行距離：68130km)
つばさ、
ずっと一緒にいられなくて本当にごめん。
だけど、
その一億倍、ありがとう。
ひとまずは、お疲れ様。
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