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2016年03月27日21:38

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熱い!熱過ぎる!!

映画『仮面ライダー1号』感想(ネタばれ有)

45年経っても本郷猛の存在感は圧倒的なんだなとつくづく感じた作品だった。
やっぱり仮面ライダーは『バイク』と『バッタ』が一番だわ。

今作で1号のデザインが一新されていたが今の藤岡さんの体型に合わせたが故なんじゃないかと予想。
今の藤岡さんの体型と当時の1号の体型じゃあまりにも差があり過ぎるしね。


今作で一番の驚きと言ったらやはり『地獄大使との共闘』だね。
世代じゃない俺は熱くなったがドンピシャ世代の人達は果たしてどんな思いで見たんだろう?

そして一番熱かったのが『1号の復活シーン』。
猛の体を焼くはずの炎が集まって不死鳥の形になるのが凄かった。
でもあれはショッカーのシンボルである鷲の形にも見えた、あくまで仮面ライダーは『ショッカーの改造人間』である事を象徴しているように思えた。

後猛が高校の臨時講師になって授業をするシーンがあって生徒はろくに話を聞こうとしてなかったのを見て俺は生徒全員引っ叩きたくなった。
「あの本郷猛の説得力MAXの熱い言葉を聞こうとしないなんてこの愚か者共がぁぁぁーーー!!!」って。(笑)


ただ逆にゴースト側の見せ場が今一だった感がある。
終始英雄のアイコンを使わなかったのはともかくとして終盤になって唐突にライダーアイコンを使い出したのは流石に「??」ってならざる負えない。

無料配信のライダー魂のアイコン集め動画を見たがこの映画との繋がりは全くないと言ってもいい。

正直見てて『仮面ライダー1号』という映画にゴーストを無理矢理関わらせた感が否めない。


一番残念だったのは『シーンのぶつ切り』
毎回中途半端な所で話が途切れて別のシーンに移ったり戦闘中に突然シーンが切り替わったと思ったら戦闘後のシーンになってたりとぶつ切り感が半端なかった。

新しい的であるノバショッカーも『経済で世界を支配する』と言っておきながらアレキサンダーアイコンを手に入れる為に実力行使に出てるし、てかそもそもなんでアレキサンダーアイコンの存在を知っていて何故手に入れたがっていたのかも不明という。

ネオサイクロンも唐突に猛が倉庫に行っておやっさんとの日々を思い出しながら乗り出していった、まるでそこに新しいマシーンがあるのを知っていたかのように。
せめて麻由がマシーンの存在を猛に伝えるシーンがあればまだ説得力があったのだが一切なかった。


なので総合的に見てストーリーは正直今一。
俺がこの映画を見て思ったのは『ただひたすらに本郷猛と1号の熱さを感じる為だけの映画』って感じかな。

俺的にはゴーストを出さずに100%1号の映画で作るべきだったと思う。
ゴーストを出すなら『2号アイコン』と『V3アイコン』を出すべきだった。
そしてかつて共に戦った日々を思い出して猛が薄ら涙を流すシーンがあればさらに熱かった!

ストーリーは今一だがそれを覆い尽くさんばかりの本郷猛と1号の熱さを感じられるので見に行く価値は十二分にある。
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