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2016年03月26日23:29

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東京交響楽団×キタエンコ

2016/3/26土 18:00- サントリーホール

指揮:ドミトリー・キタエンコ
ヴァイオリン:成田達輝

チャイコフスキー:歌劇「エフゲニ・オネーギン」〜ポロネーズ
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
*アンコール J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番から ラルゴ
ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番 ニ短調 作品47

何だか2週続けて東響の公演に行ってきてしまいました。今日はオールロシア・プログラム。全部知ってる曲ばかりだし、結構演奏に気合いも入っていたし、楽しかったー!

オネーギンのポロネーズはバレエでもお馴染み。プログラム読んだら、チャイコフスキーは、ロシアの田舎の踊りを大衆的なマズルカやワルツで、首都の社交界の舞踏会は当時「おしゃれ」だったポロネーズやエコセーズで、と書き分けていたとのこと。10月にマリインスキーオペラ×ゲルギーでオペラのオネーギンを初めて観るつもりなので、そのあたり意識してみようと思いました。

続いてはチャイコのヴァイオリン協奏曲。成田さんすっごいヴィルトゥオーゾ!難しいのにかなりアップテンポでガンガン弾いてて、若干オケがついていけてなかったようなところも(笑) 2日目の明日はオケとの息がもっと合うといいね!テクニックだけじゃなくて、とても気持ちを込めて抒情的・情熱的に弾いていたのが印象的でした。アンコールのバッハのラルゴ、美しかったー。そして、笑顔も可愛かったな♪

メインディッシュのショスタコ5番。そういえば以前はよくショスタコを生オケで聴いてたのに最近マーラーやワーグナーばかり聴いていてご無沙汰になっていたのでした。久々のショスタコ5番、すごく聴きやすい曲と感じたことに驚き。また、特にスローで弱音のところ、何とも言えない淋しさがあって胸に響きました。元々こんな曲だったのか、キタエンコの解釈がそうだったのか。いずれにせよ、オケもいつもより饒舌だったし、本当に満足のいくコンサートでした!

東響のコンマスの大谷さんは、3月末をもって退団されるとのことで、今日と同じプログラムの明日のミューザの公演がコンマスとしての最後になります。今日も彼女の入退場は拍手が起こり、最後は手を振ってご退場でした。今後のさらなるご活躍、心からお祈りしています。

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